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進行中プロジェクト

第4回 外壁DIY!ああ、愛しのサンダー様

2016/11/25 Fri

古家と言えば、ベタ〜ッとペンキで塗られた外壁。
N邸も例外ではなく、元々とっても素敵だったであろうラワン材の外壁の上にベッタリとペンキ(ウレタン塗装)が二重に重ねて塗られており、いまは長年の経年劣化でひび割れ、パリパリのポロポロに。これを丁寧に剥がしたら、きっと素敵な木肌がでてくるに違いないのに。。。

外壁DIY!ああ、愛しのサンダー様1

さて、どうしようか?

いまの外壁を引っぱがしてパネルを貼る?→もってもほか!NO!
いまの外壁の上からさらに塗装する?→NO!NO!

ぜんぜんイケてない。それでは古家を住み継ぐ意味がない。でも、職人さんに塗装を剥がしてオイルステイン系の木材保護塗料を塗るという作業を依頼するとなると、手間がかかりすぎるゆえ、すごくお金がかかってしまう。

いやはや。予算は限られてるから。

もう自分でやるしかない!

ということで、外壁DIYを決意。足場は職人さんに組んでもらい、いざ!

とにかくペンキを剥がしていけばいいんでしょ?いえいえ、そんな簡単ではございません。べったりペンキが付着してしまっている部分もあるので、グラインダーで荒く、木肌が傷つかないようにペンキを剥がしてから、さらにサンダーでゆっくり削らなければなりません。粉々になったペンキ(粉塵)をそのままにしておくわけにはいかないので(庭が凄まじく汚れる、ご近所迷惑になる)、粉々にしたペンキを直で吸い取る集塵機もないとダメなわけです。

外壁DIY!ああ、愛しのサンダー様2

「なんだかんだ言って、こんなに道具を揃えちゃいました」とNさん。

外壁DIY!ああ、愛しのサンダー様3

もう、工務店のような道具のラインナップ。笑

この作業を外壁ぜんぶにやるわけですから、非常に時間がかかるわけです。
でも見てください!ペンキの下から現れたラワン材。とってもカッコいい!

外壁DIY!ああ、愛しのサンダー様4

50年前の木ですが、ペンキでずっと厚塗りされていたので(コーティングされていたから)、ラワン材はきれいなまま残っていたとのこと。厚化粧をとったら、ものすごく肌がきれいな女子だった。すっぴんの方がきれいなのに。もったいない!そんな感じです。

このままでもカッコいいですが、Nさんはもうちょっと黒く沈んだ感じにしたいので、キシラデコールという木材保護塗料を塗って、仕上げる予定。グッと締まって素敵になること間違いなしです。

「程度のいい木造家屋だったら手間かければ再生できるよ。再生しようよ。」

とNさん。リノベーションやDIYのイメージだけあっても、現実的にどうやったらいいの?で手が止まってしまう。そんな時は自分で調べたり、工務店の職人さんに相談しながら、本番の前に練習して、ちょっとずつちょっとずつ進めて行く。時に、昔の大工さんの手仕事に想いを馳せながら。

外壁DIYの完成は2017年春頃を予定。とっても楽しみです!


外壁DIY!ああ、愛しのサンダー様5
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第3回 引っ越し完了。何とか暮らしてます!

2016/11/14 Mon

あっという間に月日が流れ、ブログ最終更新日から
4ヶ月もたってしまいました。大変申し訳ありません!!

N邸ですが、もちろんお引っ越しは済んでおります。
約束通りの7月末にご入居されました。

お邪魔したのは11月12日。気持ちのいい秋晴れ。

Nさんの住み継ぐモットーは、
“壊すところは壊し、残すところは残す”
“プロにしかできない部分は極力お任せし、自分で出来そうなところは可能な限り自分でやる”

プロにお任せした大きな部分は、
*屋根の軒天の補修
*雨樋全交換と板金処理
*リビングダイニングの床貼り
*キッチン
*お風呂のリノベーション

まずは屋根の軒天(軒裏天井)。写真の様に、外壁から外側に張り出している屋根の天井部分の事で、屋外に見られる箇所ですが天井の一部です。木製の化粧合板を使用した軒天が一般的で、雨や紫外線などの影響を受けて経年劣化を起こします。

引っ越し完了。何とか暮らしてます!1

傷んだ状態のまま修理を行わないと、劣化部分から屋根内部へ雨水が浸入し、雨漏りしたり、住宅内部や基礎自体を悪くする原因になります。だから、古い家を住み継ぐなら、一番きちんと処理しておきたいところ。これはまさにプロにしかできません。一見「新しくしたの?」という感じですが、ピシッと白いパネルが貼られています。家にとって「水の侵入」は一番注意したい部分といっても過言ではなく(雨漏り→木の腐食→白蟻がやってくる)本当に大事なんです。

次に、キッチン&リビングの床板は、施工会社のおすすめでアカシアに。古い木との馴染みもよく、ヴィンテージの家具も映えます。いやはや。日向ぼっこが気持ちいい! ちなみにサイドテーブルは、キッチンリフォーム時に取り外した古い換気扇カバーのラワン材からNさんが自作したものとか。

引っ越し完了。何とか暮らしてます!2

和室もこたつが似合います。さすが純和風家屋。

引っ越し完了。何とか暮らしてます!3

奥の座敷にも掛け軸と生け花が。「正しい和室」の姿にかっこよすぎてシビレます。

引っ越し完了。何とか暮らしてます!4

そして!Nさん的に一番満足度が高いというお風呂。

旅館みたい!

すごい!これは素晴らしい。
元々広かったお風呂場の面積はそのままに、浴槽をビックに。さらに崖に面した外からは覗かれない立地を活かして、窓を壁ごと壊してサッシ戸を入れ、壁もタイルを全部剥がしてウェスタンレッドシダーの羽目板に。現在はまだ外壁工事用の足場がありますが(笑)、湯船から見える竹林。まさにmy温泉。外の縁台は、どうせやるならここまでと、Nさんが自身でこしらえたとか。

「会社から帰ってきて、お風呂に入るのが楽しみだもん」

そうおっしゃるNさんのお気持ち、すごーーくよくわかります。
こんなお風呂にはいれるなんて、いいなぁ。

次回は外壁編。すぐUPしますので!
お楽しみに!

引っ越し完了。何とか暮らしてます!5
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第2回 「住み継ぐ」ということ

2016/07/16 Sat

物件の引き渡し後、まず取り組んだのは普段家では絶対やらない大掃除。
1年近く空家になっていたこともあり、結構埃がたまっていました。
ぱっと見はきれいだった食器棚も、Nさんがホームセンターで購入した「プロ仕様のハウスクリーナー」でシュッシュすると面白いほど汚れが落ちる!

「住み継ぐ」ということ1

「えー!こんなに汚れてたの?古屋ならではの味だと思っていた飴色は、実はただの汚れだったってこと?」と思わず爆笑。

でも、磨けば磨くほどきれいになる。ラワン本来の色が蘇る。
なんだか建具が喜んでいるようだし、こうゆう作業から家への愛着は生まれるんだと実感。

週末は今住んでいる家の片付けに、新しい家の掃除。
引っ越しは7月末だけに、雨だろうが、疲れていようが弱音を吐いている暇はなし。
せっせと、黙々と、掃除やできる限りの解体を進めるNさん。
キッチン裏の小屋も着々と道具置き場兼作業場になってる!さすがです。
(小屋はリノベーションの後、仲間で楽しむBARになる予定!)

「住み継ぐ」ということ2

掃除と同時に、外壁塗装や屋根補修のため足場を組んだり、風呂場の解体など工務店の作業も進みます。

「住み継ぐ」ということ3

リビングにあたる居室と、キッチンの床下をチェックしたところ一部白蟻の害が発見されました。
「不動産あるある」ではないですが、古家付き土地の販売で瑕疵担保責任免責の場合、物件状況報告に「白蟻の害はない」と報告されていたとしても、実際床をあけてみたら瑕疵が出てくるケースはよくあります。これが、古家を購入してリノベーションするリスク。

きれいごとを言うと何かしらの不具合は「想定内」としてリノベ費用の予算取りをしておくのがベストですが、いろいろやりたいことも多くなるので、実際は難しいのがリアル。

「住み継ぐ」ということ4

「住み継ぐ」以上、水回りのインフラや、後で直すとかえって大変な劣化部分は最初にきちんと手を入れるということで、予算は厳しいものの、Nさんは床下の防蟻処理をきっちり行うことを決断。リビングの絨毯もはがし、キッチンの合板もとって、フローリングも敷き直すことにしました。

床を剥がして、根太の数と間隔に改めてびっくり。一部は白蟻に喰われているものの、基礎はしっかりと、美しいと思うくらいに造られていました。50年前にこの家を建てた職人さんの丁寧な仕事っぷりに、ただ感動です。もちろんTVはケーブルに、無線LANも引いたりと、今風の必要なものは整えるけれど、

「継ぐべきものは、きちんとその魂(こころ)も継ぎたい」と語るNさん。

レポートは次週に続きます!

「住み継ぐ」ということ5
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第1回 昭和38年築の純日本家屋を住み継ぐ

2016/06/09 Thu

葉山の古屋に住みつき20年余。ずっと借家で好き勝手にいじれなかったので、「買うなら自分で手を加えながら大切に住み継げる家を」というNさんとお会いしたのは、今年の1月。

昭和38年築の純日本家屋を住み継ぐ1

ならば、と思って前から気になっていた物件にお連れしたところ、これが「どストライク!」でNさんはもちろん私も大興奮。居心地の良さに思わず写真を撮るのも忘れ、家の隅々を見てニヤニヤ。その後他の物件にご案内しても、Nさん共々心ここにあらずのノックアウト(超ひと目惚れ)状態。

昭和38年築の純日本家屋を住み継ぐ2

「一目惚れの恋は成就しない」と言われますが、無事契約に至り(まさに運命!)、さあ楽しいリノベーションタイムのはじまりです。鎌倉の山合、とある住宅街の一角を占める本物件は、昭和38年築の純日本家屋。旅館みたいな広い玄関や船底天井の清廉な和室など、建具のひとつひとつに味があります。

昭和38年築の純日本家屋を住み継ぐ3

聞けばずっと住んでいらした売主様のお父様は103歳までご健在だったそうで、庭木も庭師を一切入れずご自身で手入れもされていたとか。

昭和38年築の純日本家屋を住み継ぐ4

「プロにしかできない部分はお任せします。ただ大切に住まわれてきた家なので、できるだけ自分の手で触って、住んでいらした方や当時の大工さん、職人さんの想いを感じたい」と語るNさん。まずは庭の草刈りからスタートしたこのリノベーション計画、進捗UPをお楽しみに!

昭和38年築の純日本家屋を住み継ぐ5
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