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進行中プロジェクト

第3回 アニバーサリー

2017/04/18 Tue

★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
今回は、施主さんが現場でDIYしているところも拝見できる予定です。
▶︎イベント詳細はこちら

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逗子市久木で築38年の戸建をリノベーション中のM邸の、「家づくりの過程」をご紹介しているブログです。
 
さて、季節は春分。
夜と昼の長さがちょうど同じになり、ここから夏至にかけて昼の時間がどんどん長くなっていくことから、「太陽のお正月」などとも呼ばれる3/20。
この日は、Mさんの奥さまが鎌倉市大町に開いている子ども服のお店「Vive el moment ヴィヴィエルモメント」で、1周年記念のイベントが行われました。

逗子から鎌倉へ抜ける県道沿いにあるこのお店に並ぶのは、1枚1枚がまるでアート作品のように、彩り豊かで形もチャーミングな子ども服。男の子も女の子も区別なく着られるような品が並びます。
 
それらはとにかくオーガニックで自然素材で、という方向でもなければ、職人の伝統芸が光る…という方向でもない、ましてやブランド志向でもない。もっと遊び心があって自由、そして丁寧に作られています。
 
「あなたはあなたのままで愛される価値があるのよ」と洋服が言ってくれているような、なんだか愛情を感じるものばかりなんです。

*Vive el moment ヴィヴィエルモメントのサイトはこちら



 

この1周年イベントの日は、お店の中は特別仕様。すぐ近所にある子育てママたちの憩いの食堂「ぺいす」から手作りのパンやマフィンが出張したり、同じ逗子のご友人である料理家がスペシャルなクスクスとドーナツを作ってきてくれたり、これまたご友人のアーティストが店内でお絵かきワークショップを開いてくれたりと、みんなでお店を盛り上げます。
 
お祝いやお買い物に駆けつけた馴染みのお客さん達も、みんなで子どもの面倒をみたり、パンを買う人のお会計をやってあげたりと、店主もお客も一緒になって楽しんでいる様子。
 
このコミュニティの温かさが、逗子をはじめとするこちらのエリアの大きな魅力でもあります。
 
一人ひとりが自分にできることから商売や場づくりを始め、少しづつ応援してくれる人や仲間が増えていく。
暮らすこと、仕事すること、遊ぶこと、親であること、まちのメンバーであること、自己表現…そういったものがバラバラではなく自然と溶け合う形で営まれていく。
 
そんな生き方をしている人が、このエリアには多いように思います。
 

さて、時を同じくして、逗子市久木のM邸の現場では、解体を経て建物躯体の補強工事が完了しました。
 
解体してみて詳細が明らかになった建物のダメージ、例えば傷んで強度が不足している柱などは、新品の材に取り替えたり、傷んでいる部分だけを取り除いて継いだり、もう1本の材を添えて補強したりして、内部の空間をつくる前に、まずは「良好なスケルトン状態の箱」へと改善していきます。
 
柱に歪みがないか1本1本垂直を測りながら角度を調整し、それをやりつつ全体としてのバランスをとっていくという、なかなか根気のいる作業。当然こういう事は全て人の手で行います。
 
同時に壁の間に断熱材を入れて、箱としての性能を整えます。
 
中古戸建のリノベーションの場合は、この躯体補強に時間と費用がかかることが多いのですが、ここは何をおいても「かけるべき所」。
 
逆に言うと、状態が良好の中古戸建にめぐり会えたなら、この部分の負担は少なくて済むのです。
 

M邸では1階の一部の壁を外して、間取りも変更します。このような場合、元の壁が保持していた耐力に影響が出る時は、頑丈な材で筋交いなどを入れることもあります。
 
上の写真で「X」になっている新しい材がまさにそれですね。
これに板を貼って壁にすることもできるし、あえて古い柱と筋交いを露出させたまま空間の抜けを優先し、これもリノベーションの味わいと捉える方法もあります。
 
中古住宅診断の専門家「住宅医」さんに、補強後の構造をチェックしてもらっている所。M邸では物件購入前に一度、解体後にも一度見てもらい、補強箇所のアドバイスをいただいています。
それが確実になされているかを専門家の目で確認。心強いですね!
 
床の方も新たに下地が張られました。
M邸ではなんと、施主Mさん自身がフローリング塗装のDIYに挑戦するそうです!
今後の進捗に要注目!!
 
 
>>次回は内装工事の様子をお届けします。補強が終わると、内装工事は一気に進みます!
 

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第2回 解体

2017/04/11 Tue

★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
今回は、施主さんが現場でDIYしているところも拝見できる予定です。
また、弊社設計士&不動産営業から、平屋でもなければ古民家でもないフツーの家をリーズナブルに手に入れてスタイルのある家へリノベするコツ講座(物件選びや施工箇所等)も会場で開催。
詳細は追ってお知らせします!お楽しみに♪
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移住組子育てファミリーに人気の逗子市久木で、築38年の中古戸建をDIYも交えながらリノベーション中のM邸。春が始まる頃、解体が行なわれました。

リノベーションと一口に言っても、いろんなレベル(程度)があります。

マンションの場合は概ね建物の躯体(くたい)はコンクリートでできているので、そこをいじるというよりは、その中身をどうするか、という点が中心です。壁を壊して間取りを変えることもありますが、それもあくまで建物全体の構造に影響しない壁であることが前提。逆に言うと、マンションの場合は躯体のことをあまり考えずに、中身の導線や仕上げ、インテリアなどにコストもエネルギーも集中できるのが良い所です。

一方、中古戸建のリノベーションの場合、前提条件は千差万別と言って良いでしょう。

まずは元の物件の経年劣化の具合。これも一概に築年数で判断することはできません。同じような年代・素材・格好の建物でも、日照、風通し、周囲の地形や環境、住まい方や手入れによってその状態は歴然と変わってくるからです。

それに加え、物件購入も含めてリノベーションにかけられる施主さんの予算や目指す仕上がりの程度、施主さん自身がどのくらい労力を割いて取り組めるのかなど、家づくりに対する価値観によっても取るべき方法やゴールは変わります。

そう、中古戸建のリノベーションて、施主さんも設計士も工務店や職人さんも、大変なんです(笑)
いっそ古家を潰して更地にし、量産可能な規格住宅を新築した方が手っ取り早いでしょ?

でも、それでずっと来てしまった日本の不動産・建築業界に疑問を持つことから、我々エンジョイワークスは始まりました。そして今、同じような思いのお客様がどんどん増えているのを実感しています。まだ少数かもしれませんが、そんな我々に理解や共感を示し、協力してくださる工務店や職人さん、プロフェッショナル、クリエイターの方々との繋がりも出来てきました。最近は、国もようやく中古住宅ストックの活用を促進する法整備に本腰を入れ始めましたね。

自分たちに可能な範囲で、心から納得できる最も良い家を手に入れたいと望むなら、いちばん大切なことは「自分の家づくりに自分自身が本気でコミットする」ということだと思います。
個々の条件によって変わる細かな点に向き合い、検討し、擦り合わせ、実際に形にする。その積み重ねが「自分の家」になっていくのです。自分だけではなし得ないこの一大事に大勢の人が動くのですから、自分自身がいちばん本気にならないとね。それがエンジョイワークスの家づくりで最も重要視している「家づくりのジブンゴト化」ってことなんです。

 さて、久木のM邸、1階の天井、壁、床を壊し、骨組みが露わになってきています。

この年代の建物になると、さすがにコンクリートの基礎が打たれていますね。もっと時代が古くなると、土の地面に束石が置かれてその上に柱が乗っているという、よくぞこれで長年無事に建っていたものだと逆に感心するような非常に簡単な基礎だったりします。そんな物件の場合は、元の基礎と融合させるように型枠を設置して、コンクリートで基礎を打ち直す作業が入ることもあります。

M邸では、水回りは元の位置からできるだけ動かさないことにしました。水回りの場所を大きく変える場合は、配管を引き直すことになるので、当然その分コストもかかります。自分たちの生活導線をしっかりとイメージして、どうしても既存の建物から位置を変えたい部分と、意匠チェンジで大丈夫な部分とを見極めていくことが大事ですね。

天井も取り外されました。元の梁と、2階の床板の裏側が現れています。天井高を高く取りたい時、このまま天井を張らずに仕上げとする「あらわし」という手法を用いることがあります。

一方で天井を張るメリットもあって、例えば1階と2階の間にひとつ空気の層ができるわけですから冷暖房効率が良かったり、2階の足音が響きにくかったりします。
今回 M邸では、1階を大胆に変えていくことになっており、それに伴って天井は「部分的にあらわし」にするそうですよ!
一体どんなふうになるのでしょうね?

こうして解体することで、以前よりもより詳細に建物の状態が見えてきました。
物件購入前にもM邸では中古住宅の診断を行っていますが、やはり壊してみないと分からない部分もあります。
その結果、躯体として補強が必要な部分もより明確になりました。

リノベーションというと、目に見える劇的なビフォーアフターに気を取られがちですが、本当に大事なのはこの先の建物寿命や安全性、快適性に関わるこの躯体部分の修繕と補強。長い目で見ると、この地味な部分にこそ、最も時間と費用を割くべきなのです。

そしてここはやはり、いくらDIYが好きであっても、プロフェショナルにお任せすべき所です。

>>次回は躯体補強が進んだM邸を見てみましょう!

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第1回 BONSAI HOUSE

2017/03/25 Sat

最近、逗子の人気がすごいのです。

都心から海のある町へ住み移りたいなと思い始めた人たちが、まずチェックするのが鎌倉。でも何度か足を運んだり、実際に賃貸住居なんかを探し始めてみると、

「鎌倉ってけっこう観光客で混んでる?」
「飲食店も観光地価格?」
「鎌倉で古民家暮らし…なんて夢見ていたけど、実際古民家って駅近にはほとんど無いらしい!」

などなど、「暮らす」視点で見始めるとけっこう現実が見えてきたりして。

もちろん鎌倉は鎌倉で良い所はいっぱいあるけれど、ここで一旦「鎌倉」の看板を外して、なぜ自分が海のある町へ来たかったのかを考えてみると、もっと視野が広がります。

逗子っ子は口を揃えて言うんです。
「逗子は良いよー、最高だよ!」と。

まずは駅前の商店街の、あの庶民的な感じ。

近くの漁港から届くピチピチした魚が、いわゆる絵に描いたような「魚屋」さんで売られていたり、八百屋、肉屋、ラーメン屋、まとめ買いがお得な大型スーパーもあるし、家族で日常使いしたい飲食店やふらっと寄れるバーもいっぱい。

その一方で、店主が丁寧にセレクトした自然食品の店やハイセンスな雑貨屋もあったり。

コミュニティやカルチャーも豊かで、海沿いの「黒門」では子育てママたちが毎週のようにいろんなイベントをやってたり、シネマアミーゴではめちゃくちゃかっこいい映画が観られるし、何と言っても逗子映画祭は秀逸です。

そもそも町の面積が鎌倉や葉山に比べてコンパクトなので、どこに住んでいても海まで出やすいし、逗子海岸からの富士山の見え方は素晴らしい!

通勤も逗子駅が始発だから座れるし。

肩肘張らずに海近の暮らしを楽しめる。
それが「逗子」の魅力。

そんな逗子の中でも、移住組に人気の高い「久木」と言うエリアで、築38年の一軒家をリノベーションしている子育て中の一家がいます。

久木は、いわゆる駅裏側のエリアになりますが、駅からの道が平坦だし、小学校や中学校なども揃っていて、このブログの主人公M家の旦那さま曰く「住みやすいの一言に尽きる」とか。

Mさん一家とエンジョイワークスとの出会いは、2016年秋に鎌倉市大船で開催したS邸リノベーション完成内覧会です。

1970年代~80年代、団塊世代の住宅需要に合わせ、ハウスメーカーによって数多く建てられた家。一見個性とは無縁に思えるこのタイプの家を、施主Sさんと弊社設計士が、内部デザインや外観へのちょっとしたアイデアによって、見違えるようにスタイルのある家へと生まれ変わらせた案件でした。

そのS邸がきっかけとなり、Mさん一家は家づくりを本格的に考え始めました。

*S邸リノベーションの詳細はこちら
 
そして、都心から移住して来て最初に住んだ久木の賃貸物件の”お隣さん”のご縁で、同じエリアにこの一戸建てが見つかり、購入してリノベーションすることになったのです。

Mさん一家が購入したこちらの家。元の持ち主は、今、世界でも注目を浴びている「盆栽 -BONSAI-」に凝っていらしたそうで、デッキの上にも下にも所狭しとBONSAIが並べられていました。

家を引き渡していただく際にこのBONSAIたちは撤去されたのですが、その時に出た土の山を、旦那さん自ら土嚢に詰めてお知り合いの畑に運び込むという作業に取り組むことに。これは「できることは自分たちでやります」というMさん一家のご意向によるもの。

「今の自分たちが、やれるだけのことをやる」

最初から完璧を追い求めず、無理しすぎない範囲で、人と比べる必要もなく今の自分たちの等身大でやればいい。そして子どもや自分たちの成長に合わせて、また考えながらつくっていけばいい。それがMさん一家の、今時らしい柔軟な家づくりの考え方です。

そのためには自ら汗を流すことも問題じゃない。自分たちの家だから。

そんな家づくり、素敵ではありませんか。

家の中にあった残置物も片付けられ、ガランとした状態でこの家はMさん一家のものとなりました。

1階はキッチンから続く板の間、和室や浴室などがあります。

そして2階は襖で仕切られた和室が2つと、洋室が1つ。

いわゆる古民家でもなければ、平屋でもない、住宅街でよくお目にかかるタイプのこの家。果たしてどんなふうに変身するのでしょうか?

Mさんご一家と弊社設計士が一緒に挑みます!


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