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進行中プロジェクト

第8回 お引き渡ししました!FINAL

2017/05/11 Thu

最終回となります、逗子市久木M邸リノベーション、お引き渡し後の様子。
今回は施主DIYでこれから仕上げていく2階部分をご紹介!

家づくりの方法は、施主の価値観やコミットしたいという気持ち、割ける時間・労力・コストなど、その人それぞれ。発想を柔軟にして自分らしい家を自分らしい方法で手に入れることが大切です。もし「家づくり」に正解があるとするなら、「自分が心底納得できること」ではないでしょうか。

そのために、施主さんに対峙するのではなく、同じ方向を目指して伴走できるパートナーでありたいと、我々エンジョイワークスは考えています。

こちらは階段を1階から見上げたところ。
明り取りの窓ガラスと天井の模様が、味わいあります。
柿渋入りの白い塗料で仕上げた壁は光を拡散して明るく感じさせるほか、調湿作用もある優れモノ。

こちらは引き続きDIYで壁を塗装中の2階の居室。
奥の部屋が仕上がった状態、その一つ手前が一度塗り、一番手前は元の壁の状態。
ツナギを着たお二人のお子さんと一緒に取り組んでいます。
子ども達にとっても素敵な思い出になるでしょうし、「自分でつくる」ことの楽しさを学んでくれそうですね。

各部屋を仕切る建具もペイントしました。
テーマカラーの水色が、一気に雰囲気を変えてくれます!

バルコニーは、以前は家をぐるりと囲むように設置されて、1階の日当たりを遮っていましたが、不要な部分は撤去して、山が見える方の一部を残し、足場の板を張り替えました。
気持ち良さそう!

こうして久木に、家族みんなでつくった新しい居場所が出来上がりました。
ここで日々笑ったり、怒ったり、いろんなことが起こるのでしょう。
でもきっとこの家がいつでも、Mさんご一家を温かく包み、結びつけてくれそうな気がします。

「自分の家を、自分でつくる」って、いいなぁ。

改めてそう思わせてくれた、M邸のリノベーションでした。

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*積極的に自分の家づくりにコミットしたい!古家リノベーションを成功させたい!
そんな方はぜひエンジョイワークス一級建築士事務所へご相談ください。

▼今までの他のリノベーション事例を見る

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第7回 お引き渡ししました!PART 2

2017/05/11 Thu

引き続き、逗子市久木M邸のお引き渡し後の様子をお届けしています。

玄関です。床のジオメトリックなタイルは元のままを生かしました。
壁を白くし、シューズラックもオープンにしたことで明るい感じになりました。

玄関とLDKとを隔てるガラスの引き戸は、葉山にある日本家屋解体時に出た古材を扱う「桜花園」で施主自ら購入し、ペイントしました!
和の建具が大変身、レトロなガラスの可愛さをうまく生かしつつも印象変わりましたね。

さてこちらはバスルームやパウダールームなどの水回りへ続く廊下。
アーチの向こうに見える赤いドアが効いています。

こちらは洗面台。実験用シンクを使い、シンプルに仕上げました。
丸い鏡や、蛇口のディテールなどが引き立ちますね!

お風呂は清潔感があり手入れもしやすいユニットを採用。ここにも選択のメリハリを効かせています。

>> 次は最終!施主DIYに委ねられた2階の様子です!

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第6回 お引き渡ししました!PART 1

2017/05/11 Thu

逗子市久木で築38年の中古戸建を、施主自らのDIYも交えながらリノベーションしていたM邸。
よく晴れた5月の初め、ついにお引き渡しの日を迎えました!

「お引き渡し」とは、工務店や業者による施工が完了し、工事状況を確認し合った上で、名実ともにその家が施主のものとなることです。

M邸では2階の一部など施主DIYで仕上げる部分を残した状態ですが、工務店による工事は全て終わった段階でお引き渡しとなりました。

「今後は自分の家という扱いになります。ちょっと緊張しますね」とMさん。

5/6,7にはMさんのご厚意で、オープンハウスも開催させていただきました!
その時に撮影した、室内の写真をご紹介させていただきます。

家の庭側から見た外観です。やっぱりこの外壁の色、素敵ですね!
奥の緑とも好相性。1階には、この家の前の持ち主さんが残してくれたデッキを濡れ縁的に設置予定だそうです。


こちらは1階のLDKの中心にあるダイニングスペースからキッチンを見たところ。
明るい色のフローリングとステンレスのキッチンが清潔感あります!
開口部からの自然光もいい感じです。

そしてこちらが、セミクローズドのキッチン。
ステンレスのシンプルな設備がとても機能的で飽きが来ずに使えそう!
火元の壁に貼った白いタイルも可愛いですね。こうしたワンポイントで、システムキッチンでありながら風合いが出ます。

キッチン側からダイニング・リビングスペースを見たところ。
筋交いを入れて補強した柱を中心に、全ての空間がつながっている回遊性の高いつくりです。
子ども達が走り回るところがイメージできますね!
奥に見える水色の壁の向こうは大容量のウォークインクローゼット。建具のないのがポイントで、風通しも良いし、家事動線も良さそうです。

>> お引き渡し後Part 2は水回りを拝見!

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第5回 DIYの効能

2017/05/04 Thu

★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
今回は、施主さんが現場でDIYしているところも拝見できる予定です。
▶︎イベント詳細&お申込みはこちら

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都心から1時間の海のあるまち「逗子」。

JR横須賀線が始発なので湘南エリアの中では通勤という点でアドバンテージがあり、かつ肩肘張らないリラックスしたまちの雰囲気、コンパクトなエリアの中にお店も自然もカルチャーもぎゅっと詰まった利便性、そして子育てファミリーや移住者が安心できるコミュニティも発達しています。

そんな逗子に、自分の家を持つって良いですね。
賃貸もいいけれど、手をかけるほどに愛着のわく持ち家なら、なおさらです。

駅裏から平坦な道を歩くこと約20分、築38年の中古戸建を「今の自分たちが、やれるだけのことをやる」をコンセプトに、施主DIYも交えながらリノベーションしているMご一家。5/6,7にオープンハウスを控え、かなり仕上がってきています!

外観が変わりましたね~!
元は薄いベージュだった外壁(住宅街でよく見かける感じの)が、落ち着いたブルーグレーで塗装され、いっきにオシャレ感出てます!元の家から引き継いだ青い瓦も映えますね。

そして、家の周りを囲むように設置されていたバルコニーも取り外され、全体が明るい雰囲気になりました。

玄関の床は、元のタイルを生かしました。今ではあまり見かけない、ジオメトリックなパターンがユニークですね。
そして、リビングとの境界には、葉山の古材店「桜花園」で購入した建具を。味わいのあるガラスと正方形の格子が気に入ったポイントだそうです。Mさん自身がペイントして設置しました。和の建具もペイントでこんなに表情が変わるんですね。

周囲に住宅が多い場所なので、家の中に自然光をどう取り入れて明るくするかが、M邸での課題の一つでした。このようなガラスの扉や内窓を使うことで、空間を区切ったり目隠ししたりしながらも光を透過させることができます。
家づくりに取り入れたいテクニックの一つ。


そしてLDK。

家の最も奥に、ダイニングやリビングが見渡せる配置でキッチンを設けました。キッチン全部をオープンにするのではなく、ガス台の前にはタイルを貼った壁を設けたセミクローズドタイプ。料理する時には集中でき、洗い物の時には家族やお客さんの顔が見える造りです。

天井にご注目!
キッチン前のダイニングゾーンと、その奥のリビングゾーンの天井が部分的に「あらわし」(天井を張らずに仕上げること)となっています。天井高が高くなる効果とともに、梁や上階の床板がそのまま見えるラフ感が魅力です。特にM邸では、天井を張った部分とあらわし部分とが共存することで互いに引き立ち、室内の柱を補強するために加えた筋交いと相まって、この空間にどことなく未完成のような不思議な抜け感を与えています。

「元の柱にあったボルトが錆びたまま見えていたりするんですけど、僕はそれが好きなんです。それを見るたび、この建物が積み重ねてきた時間を感じることができます」とMさん。

ちなみにダイニングゾーンの上の照明は北欧のアーティストのハンドメイド。部屋に馴染んでますね!

M邸1階では、サッシは一新しましたが、掃き出し窓を含めた開口部サイズは元のままです。最近は開口部をとにかく大きくするケースが多いのですが、室内の壁に白いクロスを用いたことで自然光が十分に回り、逆に少し低い控えめな開口部が家の中に落ち着きや安心感を与えることになりました。

2階へ上る階段部分の壁は、リノベーション前は暗く湿度が多くてカビが発生したりしていましたが、柿渋塗料(パーシモンウォール)を塗りました。

「設計士の海野さんにおすすめしてもらったんですよ。下地(プライマーなど)無しでも塗れますし、湿気の多い場所でも調湿してくれるので、トータルで見るとメリットが多いと思いました。このパキッとした白さのおかげで階段回りがいっきに明るくなって、家族みんな大喜びです」

階段部分の壁は工務店に塗ってもらいましたが、2階の各部屋の壁は、この柿渋塗料をMさん自ら塗る予定です。
MさんのDIYは、建物施工前のBONSAI跡の土運びに始まり、スズメバチの駆除、玄関扉や内扉、壁の塗装などなど多岐に渡ります。今も1階のトイレや洗面所に設置する予定の扉を絶賛塗装中!

「予算の中で家族が安心して快適に過ごせる家に少しでも近づけるよう、自分でできることを一生懸命探しました。設計の海野さんにはDIYの領域も含めて相談に乗ってもらいました。僕はDIYは得意じゃないですが、工務店の方や職人さんもいろいろと教えてくれるので出来そうな気がしてきて『ではやります!』って言ってしまうんです(笑)でも、こうして自分の手をかけて作った家が出来上がってくると、特別に感慨深いですね」

5/6,7にMさんのご厚意で開催できることになったオープンハウスでも、2階ではMさんがDIYを継続中。その様子を見学させていただいたり、お手伝いしたりもできます。

「自分の家は、自分でつくる」

一生の間に何度もあるわけではない自分の家づくりに、私たちはもっともっとコミットできるはずです。

>> 次は最終回。完成した家の様子をUP!

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★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
弊社設計士&不動産営業が、平屋でもなければ古民家でもないフツウの家をリーズナブルに手に入れてスタイルのある家へリノベするコツ講座(物件選びや施工箇所等)も会場で行います。
▶︎イベント詳細&お申込みはこちら
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第4回 リノベのメリハリ

2017/05/01 Mon

★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
今回は、施主さんが現場でDIYしているところも拝見できる予定です。
▶︎イベント詳細はこちら

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逗子市久木で築38年の中古戸建をリノベーション中のM邸、建物の躯体補強が完了し、内部では着々と下地や造作の工事が進んでいます。

M邸のリノベーションはメリハリがはっきりしているのがポイントです。
そもそものコンセプトが「自分たちに今できる家づくりを」という所から始まっていますので、無理のないコストの範囲内で、そしてDIYも取り入れながらの施工です。
優先順位として、建物の修繕としても手を入れる必要があり、かつ家族や友人たちと最も多くの時間を過ごすことになる1階に注力することに決めました。
2階は、今回はそこまで手を入れません。

このように、かけるべき所を見極めていくことが、特に中古戸建のリノベーションでは明暗を分けます。全体がどうカッコよく見えるかだけに気を取られて目に見えない躯体補強を後回しにしたり、結局まんべんなく妥協してよく分からない仕上がりになることは避けたいものです。

さて、M邸の1階は玄関からウォークインクローゼット、リビング、ダイニング、キッチンまでが、建具を使わず一続きにゆるく繋がった大きな空間になる予定です。建物の中央付近に位置する既存の柱に筋交い補強を加えた部分が、まるでメリーゴーランドの軸のような存在となって、そこを中心に住む人がぐるぐるといろんなスペースを回遊できるような自由度の高い造り。
工夫したのが天井で、あえて部分的に天井を張らずに梁や2階の床板が見える「あらわし」で仕上げます。こうすることで、大きな一つの空間でありながら天井の高さや表情に変化が出て、見え方や体感が複雑になり、面白さが出てきます。

一方で1階の北東側に造る水回り(トイレ、お風呂、洗面所)の部分は壁や建具で区切ることにしました。

でも、そこにも一工夫。
水回りスペースへの入り口をアーチ型の開口にしました。

四角が丸くなっただけで、なぜこんなにもロマンチックな空気が出るのか不思議です。アーチをくぐって向こう側のちょっと異世界に行く感じが楽しそう!

今度は屋根に登ってみましょう。

中古戸建のリノベーションにおいて躯体補強と同じくらい重要なのが、屋根の修繕です。
手入れが行き届いて雨漏りの恐れのない状態だったら良いのですが、時を経た物件ではやはりしっかり調べておいた方が安心です。
M邸の屋根にはもともと、海の色のような美しいブルーの瓦が葺いてありました。

瓦屋根はどうしても重量があるので、頭を軽くして建物への負担を少なくするために、リノベーション時にガルバリウム鋼板などの薄くて軽い素材に葺き替えるケースも多くあります。
しかしM邸では葺き替えはせずに、瓦の下に敷いてある防水シートを新しいものに取り替えて今後の雨漏りへの備えをより強化しつつ、元の瓦をもう一度並べ直すことを選択しました。
青い瓦がチャームポイントになりますね!

さて、次回はもっと仕上げが進んでいきますよ~!
いよいよ施主MさんのDIYも本格参入してくる予定です。
お楽しみに!



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第3回 アニバーサリー

2017/04/18 Tue

★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
今回は、施主さんが現場でDIYしているところも拝見できる予定です。
▶︎イベント詳細はこちら

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逗子市久木で築38年の戸建をリノベーション中のM邸の、「家づくりの過程」をご紹介しているブログです。
 
さて、季節は春分。
夜と昼の長さがちょうど同じになり、ここから夏至にかけて昼の時間がどんどん長くなっていくことから、「太陽のお正月」などとも呼ばれる3/20。
この日は、Mさんの奥さまが鎌倉市大町に開いている子ども服のお店「Vive el moment ヴィヴィエルモメント」で、1周年記念のイベントが行われました。

逗子から鎌倉へ抜ける県道沿いにあるこのお店に並ぶのは、1枚1枚がまるでアート作品のように、彩り豊かで形もチャーミングな子ども服。男の子も女の子も区別なく着られるような品が並びます。
 
それらはとにかくオーガニックで自然素材で、という方向でもなければ、職人の伝統芸が光る…という方向でもない、ましてやブランド志向でもない。もっと遊び心があって自由、そして丁寧に作られています。
 
「あなたはあなたのままで愛される価値があるのよ」と洋服が言ってくれているような、なんだか愛情を感じるものばかりなんです。

*Vive el moment ヴィヴィエルモメントのサイトはこちら



 

この1周年イベントの日は、お店の中は特別仕様。すぐ近所にある子育てママたちの憩いの食堂「ぺいす」から手作りのパンやマフィンが出張したり、同じ逗子のご友人である料理家がスペシャルなクスクスとドーナツを作ってきてくれたり、これまたご友人のアーティストが店内でお絵かきワークショップを開いてくれたりと、みんなでお店を盛り上げます。
 
お祝いやお買い物に駆けつけた馴染みのお客さん達も、みんなで子どもの面倒をみたり、パンを買う人のお会計をやってあげたりと、店主もお客も一緒になって楽しんでいる様子。
 
このコミュニティの温かさが、逗子をはじめとするこちらのエリアの大きな魅力でもあります。
 
一人ひとりが自分にできることから商売や場づくりを始め、少しづつ応援してくれる人や仲間が増えていく。
暮らすこと、仕事すること、遊ぶこと、親であること、まちのメンバーであること、自己表現…そういったものがバラバラではなく自然と溶け合う形で営まれていく。
 
そんな生き方をしている人が、このエリアには多いように思います。
 

さて、時を同じくして、逗子市久木のM邸の現場では、解体を経て建物躯体の補強工事が完了しました。
 
解体してみて詳細が明らかになった建物のダメージ、例えば傷んで強度が不足している柱などは、新品の材に取り替えたり、傷んでいる部分だけを取り除いて継いだり、もう1本の材を添えて補強したりして、内部の空間をつくる前に、まずは「良好なスケルトン状態の箱」へと改善していきます。
 
柱に歪みがないか1本1本垂直を測りながら角度を調整し、それをやりつつ全体としてのバランスをとっていくという、なかなか根気のいる作業。当然こういう事は全て人の手で行います。
 
同時に壁の間に断熱材を入れて、箱としての性能を整えます。
 
中古戸建のリノベーションの場合は、この躯体補強に時間と費用がかかることが多いのですが、ここは何をおいても「かけるべき所」。
 
逆に言うと、状態が良好の中古戸建にめぐり会えたなら、この部分の負担は少なくて済むのです。
 

M邸では1階の一部の壁を外して、間取りも変更します。このような場合、元の壁が保持していた耐力に影響が出る時は、頑丈な材で筋交いなどを入れることもあります。
 
上の写真で「X」になっている新しい材がまさにそれですね。
これに板を貼って壁にすることもできるし、あえて古い柱と筋交いを露出させたまま空間の抜けを優先し、これもリノベーションの味わいと捉える方法もあります。
 
中古住宅診断の専門家「住宅医」さんに、補強後の構造をチェックしてもらっている所。M邸では物件購入前に一度、解体後にも一度見てもらい、補強箇所のアドバイスをいただいています。
それが確実になされているかを専門家の目で確認。心強いですね!
 
床の方も新たに下地が張られました。
M邸ではなんと、施主Mさん自身がフローリング塗装のDIYに挑戦するそうです!
今後の進捗に要注目!!
 
 
>>次回は内装工事の様子をお届けします。補強が終わると、内装工事は一気に進みます!
 

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第2回 解体

2017/04/11 Tue

★5/6(土)7(日)10:30-15:00、オープンハウス開催決定!
今回は、施主さんが現場でDIYしているところも拝見できる予定です。
また、弊社設計士&不動産営業から、平屋でもなければ古民家でもないフツーの家をリーズナブルに手に入れてスタイルのある家へリノベするコツ講座(物件選びや施工箇所等)も会場で開催。
詳細は追ってお知らせします!お楽しみに♪
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移住組子育てファミリーに人気の逗子市久木で、築38年の中古戸建をDIYも交えながらリノベーション中のM邸。春が始まる頃、解体が行なわれました。

リノベーションと一口に言っても、いろんなレベル(程度)があります。

マンションの場合は概ね建物の躯体(くたい)はコンクリートでできているので、そこをいじるというよりは、その中身をどうするか、という点が中心です。壁を壊して間取りを変えることもありますが、それもあくまで建物全体の構造に影響しない壁であることが前提。逆に言うと、マンションの場合は躯体のことをあまり考えずに、中身の導線や仕上げ、インテリアなどにコストもエネルギーも集中できるのが良い所です。

一方、中古戸建のリノベーションの場合、前提条件は千差万別と言って良いでしょう。

まずは元の物件の経年劣化の具合。これも一概に築年数で判断することはできません。同じような年代・素材・格好の建物でも、日照、風通し、周囲の地形や環境、住まい方や手入れによってその状態は歴然と変わってくるからです。

それに加え、物件購入も含めてリノベーションにかけられる施主さんの予算や目指す仕上がりの程度、施主さん自身がどのくらい労力を割いて取り組めるのかなど、家づくりに対する価値観によっても取るべき方法やゴールは変わります。

そう、中古戸建のリノベーションて、施主さんも設計士も工務店や職人さんも、大変なんです(笑)
いっそ古家を潰して更地にし、量産可能な規格住宅を新築した方が手っ取り早いでしょ?

でも、それでずっと来てしまった日本の不動産・建築業界に疑問を持つことから、我々エンジョイワークスは始まりました。そして今、同じような思いのお客様がどんどん増えているのを実感しています。まだ少数かもしれませんが、そんな我々に理解や共感を示し、協力してくださる工務店や職人さん、プロフェッショナル、クリエイターの方々との繋がりも出来てきました。最近は、国もようやく中古住宅ストックの活用を促進する法整備に本腰を入れ始めましたね。

自分たちに可能な範囲で、心から納得できる最も良い家を手に入れたいと望むなら、いちばん大切なことは「自分の家づくりに自分自身が本気でコミットする」ということだと思います。
個々の条件によって変わる細かな点に向き合い、検討し、擦り合わせ、実際に形にする。その積み重ねが「自分の家」になっていくのです。自分だけではなし得ないこの一大事に大勢の人が動くのですから、自分自身がいちばん本気にならないとね。それがエンジョイワークスの家づくりで最も重要視している「家づくりのジブンゴト化」ってことなんです。

 さて、久木のM邸、1階の天井、壁、床を壊し、骨組みが露わになってきています。

この年代の建物になると、さすがにコンクリートの基礎が打たれていますね。もっと時代が古くなると、土の地面に束石が置かれてその上に柱が乗っているという、よくぞこれで長年無事に建っていたものだと逆に感心するような非常に簡単な基礎だったりします。そんな物件の場合は、元の基礎と融合させるように型枠を設置して、コンクリートで基礎を打ち直す作業が入ることもあります。

M邸では、水回りは元の位置からできるだけ動かさないことにしました。水回りの場所を大きく変える場合は、配管を引き直すことになるので、当然その分コストもかかります。自分たちの生活導線をしっかりとイメージして、どうしても既存の建物から位置を変えたい部分と、意匠チェンジで大丈夫な部分とを見極めていくことが大事ですね。

天井も取り外されました。元の梁と、2階の床板の裏側が現れています。天井高を高く取りたい時、このまま天井を張らずに仕上げとする「あらわし」という手法を用いることがあります。

一方で天井を張るメリットもあって、例えば1階と2階の間にひとつ空気の層ができるわけですから冷暖房効率が良かったり、2階の足音が響きにくかったりします。
今回 M邸では、1階を大胆に変えていくことになっており、それに伴って天井は「部分的にあらわし」にするそうですよ!
一体どんなふうになるのでしょうね?

こうして解体することで、以前よりもより詳細に建物の状態が見えてきました。
物件購入前にもM邸では中古住宅の診断を行っていますが、やはり壊してみないと分からない部分もあります。
その結果、躯体として補強が必要な部分もより明確になりました。

リノベーションというと、目に見える劇的なビフォーアフターに気を取られがちですが、本当に大事なのはこの先の建物寿命や安全性、快適性に関わるこの躯体部分の修繕と補強。長い目で見ると、この地味な部分にこそ、最も時間と費用を割くべきなのです。

そしてここはやはり、いくらDIYが好きであっても、プロフェショナルにお任せすべき所です。

>>次回は躯体補強が進んだM邸を見てみましょう!

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第1回 BONSAI HOUSE

2017/03/25 Sat

最近、逗子の人気がすごいのです。

都心から海のある町へ住み移りたいなと思い始めた人たちが、まずチェックするのが鎌倉。でも何度か足を運んだり、実際に賃貸住居なんかを探し始めてみると、

「鎌倉ってけっこう観光客で混んでる?」
「飲食店も観光地価格?」
「鎌倉で古民家暮らし…なんて夢見ていたけど、実際古民家って駅近にはほとんど無いらしい!」

などなど、「暮らす」視点で見始めるとけっこう現実が見えてきたりして。

もちろん鎌倉は鎌倉で良い所はいっぱいあるけれど、ここで一旦「鎌倉」の看板を外して、なぜ自分が海のある町へ来たかったのかを考えてみると、もっと視野が広がります。

逗子っ子は口を揃えて言うんです。
「逗子は良いよー、最高だよ!」と。

まずは駅前の商店街の、あの庶民的な感じ。

近くの漁港から届くピチピチした魚が、いわゆる絵に描いたような「魚屋」さんで売られていたり、八百屋、肉屋、ラーメン屋、まとめ買いがお得な大型スーパーもあるし、家族で日常使いしたい飲食店やふらっと寄れるバーもいっぱい。

その一方で、店主が丁寧にセレクトした自然食品の店やハイセンスな雑貨屋もあったり。

コミュニティやカルチャーも豊かで、海沿いの「黒門」では子育てママたちが毎週のようにいろんなイベントをやってたり、シネマアミーゴではめちゃくちゃかっこいい映画が観られるし、何と言っても逗子映画祭は秀逸です。

そもそも町の面積が鎌倉や葉山に比べてコンパクトなので、どこに住んでいても海まで出やすいし、逗子海岸からの富士山の見え方は素晴らしい!

通勤も逗子駅が始発だから座れるし。

肩肘張らずに海近の暮らしを楽しめる。
それが「逗子」の魅力。

そんな逗子の中でも、移住組に人気の高い「久木」と言うエリアで、築38年の一軒家をリノベーションしている子育て中の一家がいます。

久木は、いわゆる駅裏側のエリアになりますが、駅からの道が平坦だし、小学校や中学校なども揃っていて、このブログの主人公M家の旦那さま曰く「住みやすいの一言に尽きる」とか。

Mさん一家とエンジョイワークスとの出会いは、2016年秋に鎌倉市大船で開催したS邸リノベーション完成内覧会です。

1970年代~80年代、団塊世代の住宅需要に合わせ、ハウスメーカーによって数多く建てられた家。一見個性とは無縁に思えるこのタイプの家を、施主Sさんと弊社設計士が、内部デザインや外観へのちょっとしたアイデアによって、見違えるようにスタイルのある家へと生まれ変わらせた案件でした。

そのS邸がきっかけとなり、Mさん一家は家づくりを本格的に考え始めました。

*S邸リノベーションの詳細はこちら
 
そして、都心から移住して来て最初に住んだ久木の賃貸物件の”お隣さん”のご縁で、同じエリアにこの一戸建てが見つかり、購入してリノベーションすることになったのです。

Mさん一家が購入したこちらの家。元の持ち主は、今、世界でも注目を浴びている「盆栽 -BONSAI-」に凝っていらしたそうで、デッキの上にも下にも所狭しとBONSAIが並べられていました。

家を引き渡していただく際にこのBONSAIたちは撤去されたのですが、その時に出た土の山を、旦那さん自ら土嚢に詰めてお知り合いの畑に運び込むという作業に取り組むことに。これは「できることは自分たちでやります」というMさん一家のご意向によるもの。

「今の自分たちが、やれるだけのことをやる」

最初から完璧を追い求めず、無理しすぎない範囲で、人と比べる必要もなく今の自分たちの等身大でやればいい。そして子どもや自分たちの成長に合わせて、また考えながらつくっていけばいい。それがMさん一家の、今時らしい柔軟な家づくりの考え方です。

そのためには自ら汗を流すことも問題じゃない。自分たちの家だから。

そんな家づくり、素敵ではありませんか。

家の中にあった残置物も片付けられ、ガランとした状態でこの家はMさん一家のものとなりました。

1階はキッチンから続く板の間、和室や浴室などがあります。

そして2階は襖で仕切られた和室が2つと、洋室が1つ。

いわゆる古民家でもなければ、平屋でもない、住宅街でよくお目にかかるタイプのこの家。果たしてどんなふうに変身するのでしょうか?

Mさんご一家と弊社設計士が一緒に挑みます!


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