笑顔と元気を育む「地域のサードプレイス」を

茅ヶ崎に住んでいる人にとって、身近な存在の「パルバル湘南スポーツクラブ」。子どもの同級生が何人もスイミングやダンスに通っていたり、職場の人がフィットネスクラブやヨガでリフレッシュしたりしているから、よく耳にします。1967年に創業した林水泳教室のほか、総合スポーツクラブやスポーツ教室を手掛けるハヤシグループとして地元の人々に愛され続け、今年で33年目を迎えるパルバル 。今回アルバイトを募集するとのことで、アシスタントマネージャーの中川友太さんにお話をうかがいました。

現会員は0～103歳！ライフステージに合わせた運動が楽しめる場

スポーツクラブやスポーツ教室で知られる同社は、プール運営のノウハウを活かしながら事業を広げています。鎌倉市のこもれび山崎温水プールをはじめとした公営プールや体育施設、沖縄のホテルのプライベートビーチなどの運営受託、大磯ロングビーチの夏の監視スタッフの管理、整体院などのケア関連事業、さらには野菜づくり、海岸掃除といった社会貢献活動まで多岐に渡ります。

「自然豊かな茅ヶ崎には普段からランニングや散歩を楽しむ方がとても多くて、より健康を保ちながら新しいことにチャレンジしたい方に利用いただいています。シームレス（継ぎ目なし）とはよくいいますけど、どんなかたちでも運動を続けていける機会を提供できると自負しています。目指しているのは、笑顔と元気を育むサードプレイスをつくること」。会員は0～103歳と驚きの年齢幅。子ども向け水泳教室に始まり、定年後には好みの種目で体力づくりに励む。パルバルにはライフステージに合わせて運動を楽しむ機会があります。

中川さん自身、ハヤシグループとはシームレスな関わりそのもの。小学6年から林水泳教室のテコンドークラスに通い続け、大学4年間はここのジムでアルバイトをして、そのまま新卒で入社。パルバル湘南スポーツクラブに配属されて7年になります。

「恩返しなんて大それたものではないんですけど、お世話になった場所で自分が何ができるかなという思いで就職を決めました。子どものころから声をかけてくれていた大先輩方もたくさん働いている職場だなんて、なかなかない環境です（笑）。人生の半分以上をハヤシグループで過ごしていることになりますね」

働き始めて、人と人とのつながりが大事になった

現在はアシスタントマネージャーとして幅広い業務を任されている中川さん。現場ではスイミングをメインに子どもから大人まで指導するほか、ときにはジムのトレーニング指導やスタジオでのレッスンなど、いわゆる「教えること」全般を行っています。

さらに社内業務ではスタッフ管理や求人管理、面接の対応などをこなしながら、SNS運用やウェブサイト更新などの広報業務、そして事務所にいるときは受付業務や電話応対、清掃とまさに「何でも屋さん」。アルバイトスタッフだけでなく、会員みんなのお兄さんとして頼られる存在です。

仕事のおもしろさは「地域密着型ならではの世代を超えたコミュニケーション」といいます。会員は地元の人が多く、レッスンを受けている子どもの保護者が経営する飲食店に行くことも。そんなときも「お父さんのご飯屋さんに行ってきたよ」「中川コーチが来てくれたよ」と大人も子どもも関係なく世間話が弾みます。

「会員同士や保護者同士のつながりなど、パルバルを起点に自然とコミュニティが生まれていてうれしいですね。そんな緩やかな関係性が、茅ケ崎のいいところだと思います。それこそ僕が大学生や高校生のときの先輩方は知り合いのお店に行って休日を過ごしていて。そんな背中を見てきたので、そんな文化を自分も踏襲している感じかもしれないですね。パルバルで働き始め、地域に視点が広がることで、自身もつながりを大事にするようになりました」

休みの日はスケートボードをしたり、コーヒーを飲みに行ったりと、ほとんどこの辺りで好きなことをして過ごしているそう。「知らない場所にいくより『おいっす』みたいな感じで、仕事やプライベートで知り合った方に会いに行くのが好きです。ご飯を食べに行ったり飲みに行ったりすると、そこでまた紹介されてつながっていく。人と人が直接コミュニケーションをとりながら仲良くなっていくのが気持ちいいんです」。つながりを強固にしようと意気込むことも、仕事とプライベートを分けることもなく、どこまでも自然体でコミュニティの輪を広げていく。中川さんの日常はまさに湘南らしいライフスタイルといえそうです。

相手に楽しいと思ってもらえるように、自ら楽しんで

ゆるいコミュニティが自然に育まれていくエピソードからも分かるように、職場はアットホームな雰囲気。この現場の雰囲気の中心となっているのが、主婦や学生などのアルバイトスタッフです。業務は4種類。希望や適性によって、フロント受付、フィットネスジムでの運動指導、子どもスイミングスクールの指導補助、プール監視に配属されます。社員含む50名で9時～23時30分という長時間、施設を運営しています。

「『みんなをえがおへ、みんなで笑顔を』という会社のキャッチフレーズには、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々が運動で楽しんでほしいという思いが込められています。社長がよく『通ってくださっている方々のサードプレイスになるようにしていこう』『生活の一部になっていこう』と言っているのですが、スポーツを楽しむことが、健康への一番の近道 。相手に楽しいと思ってもらうにはスタッフ自ら楽しんでこそなんですよね。だから何事にもポジティブに取り組める人、そして幅広い年齢の利用があるので、お客さまに気遣いのできる方と一緒に働けたらうれしいです」

運動を軸としたサードプレイスで、子どもも大人も、悔しさも喜びも味わい、人とつながりながら成長していく。そんな人生の財産になるような経験ができるようにみんなをサポートする仕事です。運動が得意でなくても大丈夫。茅ヶ崎ならではのゆるいコミュニティを広げていくことや、人とつながり、楽しみを見つけていくことに興味のある人のご応募をお待ちしています。

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