内側から綺麗に健康に。GOOD CIRCLEな働き方
eat YOGA studio
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「働き方」記事
葉山には歩いていてワクワクするような’’こみち’’がたくさんある。今回、取材させていただいた「eat YOGA studio」もそんな葉山のこみち沿いにあり、今や有名なフォトスポットとして知られる真名瀬バス停がある通りから一本入ると、築150年を超える古民家があらわれます。
瓦屋根に白く塗られた外壁、金色の丸い大きな看板がオリエンタルな雰囲気を醸し出していて、異国のビーチ近くのヨガスタジオを連想させます。店全体から、ふっと緊張が解けてリラックスできるような雰囲気を醸すこの場所。ヴィーガンカフェ・ヨガスタジオ・マッサージやハーブよもぎ蒸しの施術を受けることができるセラピーサロンも兼ね備えた「内側から綺麗に健康に」をテーマとした複合型施設です。
きっかけは、偶然作ったジュースから
eat YOGA studioの人気商品は、ジュースファスティングができる、野菜と果物とハーブを低速ジューサーで絞った栄養素たっぷりのスロージュース。オーナーのMikkoさんがこれをを作り始めたきっかけは、ヨガとの出会いがきっかけだったそう。
「20年以上前の話なんですけど、東京でデザイナーをやっていたんです。すごく荒んだ生活で、食生活もそんなに気を付けていなかった。そんな中、当時ブームになっていたヨガのレッスンを受ける機会があったんです。そこで『ヨガの後は良いものも悪いものも吸収しやすいので、身体に取り入れるものの選択を気を付けてくださいね』って先生に言われたんですよ。この言葉がなんか妙に気になっていて。それで、家にあったジューサーを使って、冷蔵庫にある果物や野菜を入れて、ジュースを作ってみたんです。飲んでみたら妙に身体にしっくりくる気持ちの良い感覚があったので、ヨガスタジオに通うようになってからも、それを持ち歩いてたんですよ。何飲んでるの?味見させて?そんな会話もあって。周りのヨガ友たちに、『すごく美味しいから私もちゃんと飲みたい』と言われるようになって。試しに提供し始めたらがオーダーが増えてしまって」
最初はなんとなく身体に良さそうという感覚から始めたジュース作りだったが、海外でローフードやスムージー、スロージュース、ジュースファスティングが流行っていることを知った。自分の作っているこのジュースでファスティングにトライしたら、どういう風に身体が変化していくのだろう。試し続けていたら、身体に対して好転的な変化を実感できた。他のファスティングもあれこれ試してみたが、無理なく、しかも健康に導けて、ストレスフリーにできたのがジュースファスティングだったという。
「やっぱり、無理なく続けられるほうが良いじゃないですか。うちのジュースはあんまりストイックなブレンドにはせず、その後の回復食から普通食までストレスなくできるようなプログラムを目指しています」
そうして徐々にジュースファスティングを試してみたいという人が増えていくにつれて、「責任を持って提供しなければ」という思いが出てきた。「ローフードの学校に行って酵素栄養学も学びました。ホリスティックな面からカウンセリングをして、指導できるような知識をつけることによって、自信を持って勧められるようになりました。家で試しに作ってみたフルーツジュースがここまで広がっているのは、自分でも驚いています。7年前の私はこんなことになってるとは思ってもみなかったです」
数年前まではオンラインでスロージュースを販売していたが、コロナで健康志向の方が増え、ジュースの予約が増えたことをきっかけに、小さな工房を探し始めたタイミングで素敵な物件に出会った。それが、現在のeat YOGA studioなのです。
「こんなに素敵な物件なら借りない手はないと思って、この物件ありきでカフェやハーブよもぎ蒸し、マッサージなどのコンテンツを仕上げていった感じです。コロナの真っ只中にオープンして、最初のうちはみんな面白がって来てくれていますけどね、ここからじゃないですか。ちゃんと根強くやって広げていけたらなと思います」
何気なく始めたジュース作りが、ファンを増やし、今ではお店という形になってさまざまな人を繋いでいく場となっている。きっかけはきっと、生活の何気ないところにあって、それを見つけて形作る「行動力」のあるMikkoさんだからこそ、たくさんの人が集まるのだろうなと感じた。
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子育てをしながら経営者!先輩ママがたくさん働いています
オーナーのMikkoさんをはじめ、スタッフには子育て中のお母さんが多いそう。「シングルマザーなので、私の生活スタイルでは、とにかく子育てと仕事が寄り添っていることが重要でした。この物件を見つけた時に、仕事をしながらの子育てが実現できると思ったんです。ここはもう家みたいなものなので、何かあっても、連れて来ればなんとかなるかなっていうのはありますね。スタッフたちにも、『子育てしながら働くこと』を伝えることができる。あらゆる人生のステップにおいて、女性としての生き方を一緒に学んでいけるっていうことが、職場の理想的なあり方かなと思っています」
そう話すMikkoさんの横には、かわいらしいお嬢さんが。この日にシフトに入っていたスタッフさんも、葉山に住む3人のお子さんのママさんでした。現役のママさんも、これからママさんになりたい方も、きっと学べることや安心して相談できる機会がたくさんありそうです。
良いご縁、GOOD CIRCLEな働き方
eat YOGAstudioでは、「良いご縁」「良いサーキュレーション」というような意味で作られた”GOOD CIRCLE”というプロジェクトを展開しています。その一環が、共存型雇用形態というもの。雇う側、雇われる側という定義ではなく、お互いがサポートし合える状態で、eat YOGA studioを発展させていきたいという思いを込めています。
「面接時には、働く方の本来やりたいことをeat YOGA studioで表現できて、私もサポートできて、それがお店の発展へとつながっていき、相乗効果で作り上げることができれば良いねという提案をしています。採用後も、スタッフに『本当は何がやりたいのか』とか『今後どうしていきたいのか』っていう話を聞く時間を持つようにしていて、その上で実現するためのアイデア出しを一緒にしています」
4月からは、このGOOD CIRCLEの中で、コミュニティ畑の「畑クラブ」というプロジェクトが始まる。このサービスも、eat YOGAstudioの女性スタッフとMikkoさんがアイデアを出し合って作り上げたもの。ビジネスとしてやっていくのは難しいと感じていた畑の運営方法についてもMikkoさんの知恵を借りて形作られていったといいます。
「彼女もeat YOGAstudioで働く前は、やりたいことを実現できるとは微塵も想像していなかったと思います。でも、一緒に考えてアイデアを出し合うことで彼女のやりたいことがブラッシュアップされて、具体的に進めることができました。もちろん経済面でも上手く循環する仕組み。こういったサイクルを作り出すことがGOOD CIRCLEの目標なんですよね。なんでもいいので、何か実現したいことがある人が集まってくれたら嬉しいです」
eat YOGAstudioでの主な仕事内容は、カフェのキッチン調理・フロア業務・工場でのジュース作りなど。心地よい空間、温かなコミュニティーの中で、自分のやりたいことを実現しながらお店にも貢献できる。GOOD CIRCLEを一緒に作り上げていきたい方にとって、このお店での仕事は必ず良い経験となるはず。ご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。
募集要項
- 職種 :
- カフェスタッフ
- 仕事内容 :
- カフェのキッチン調理・フロア業務・工場でのジュース作り等
- 勤務地 :
- 神奈川県三浦郡葉山町堀内1100
- 勤務時間 :
- 早番:9:00~14:00 遅番:12:00~18:00 通し:
- 休暇・休日 :
- シフト制
- 給与・待遇 :
- 1071円~ (研修期間3か月)
ー - 交通費 :
- 5,000円まで支給
- 有給休暇 :
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- 会社名・店名 :
- eat YOGA studio
- 備考 :
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湘南エリアでの「働き方」図鑑
ENJOY STYLE Work
あなたのライフスタイルにあった「働き方」を見つけるきっかけになるよう、ENJOYWORKSスタッフが葉山・鎌倉・逗子・湘南で事業を行なっている会社・店舗へ直接取材を行い記事を掲載しています。
株式会社エンジョイワークス
宅地建物取引業[神奈川県知事(3)第28062号]
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