“からだおもいのスイーツ”を、全国に

株式会社AaHbit

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「働き方」記事

からだおもいのスイーツ”を作る小さなお菓子屋さん

鎌倉の観光地から、少し離れた材木座の住宅街。外観の黄色とブルーが鮮やかなお店は、地元の人々に愛される小さなお菓子屋さん。鎌倉でケーキの話をすれば、間違いなく「AaHbit（アービット）」の名前が挙がります。お店に入ると、優しい甘い香りとたくさんの焼き菓子が。

初めて食べたらその美味しさに驚くはず。さらにどれもグルテンフリーで、砂糖不使用。低GIでりんご由来の100%天然甘味料を使っていて、毎日食べてもいいかなと思うほど「からだおもいのスイーツ」なのです。

アービットは、斎藤直子さんがパティシエの松岡さんと二人で2016年に始めたお菓子屋さん。高垣のりこさんに事業を引継ぎ、いまは販売に携わりながらお店を見守っています。この日は現オーナーの高垣さんにお話をうかがいました。

働くことと、自分らしい人生の実現、両立できます

高垣さんは、もとはお菓子屋さんとはほど遠い、大手商社に勤めていたキャリアウーマン。でも、働きすぎて自分を見失ってしまったのだとか。そこでイギリスへ留学して、人生100年戦略を学び、自分らしい人生を実現できる働き方を探しはじめたそう。「帰国後、勤めていた商社を辞めて転職したのち、出産しました。生活が大きく変わったことで、自分のライフスタイルに合った働き方ができる場所を探していたのです。そんなとき、友人のすすめで立ち寄ったアービットのお菓子のおいしさにびっくり。このお菓子を全国に広めたくて、『やらせてください！』と直子さんにお願いしました」

アービットのお菓子そのものの魅力はもちろん、直子さんとお店の今後の方向性について話を重ねる中で自分がこれまで培ってきたスキルを活かせると実感したことも、高垣さんの背中を押すきっかけとなったそう。

「これまでの知識や経験が会社の役に立ち、アービットで働きながら自分らしい人生を実現できる。スタッフや関わっている人みんなが、明日も楽しみだなぁ。って思いながら1日を終えられるような会社にしたいと思っています」

より広く愛されるお店を目指して

アービットの店舗のお客さんは、約7割が近隣にお住まいのリピーター。そのおいしさを求めてお店に通う方も多いのです。グルテンフリーや白砂糖を使わずに作られていることが評判を呼び、遠方から足を運ぶ人も増えているとか。月に一度の銀座でのポップアップ出店では、大きな保冷バッグを持参してバッグいっぱいにお菓子を持ち帰る方も。そんな方の中には、小麦アレルギーなどで、お菓子が大好きなのに制限せざるを得ない方も少なくないようです。

「アレルギーや食事に制限がある方でも食べられて、しかも小麦粉を使ったお菓子よりもおいしい。うちのケーキ食べている時は食事制限のことを忘れてしまえたら素敵だなと思っています」。今後は、いろいろな制限に対応するお菓子のラインナップを増やしていく予定だそう。新作がとても楽しみですね。

募集要項