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愛はここにある みんなここにいる 長井で生きていく

株式会社シテコベ

Wanted
  • SDGsな職場
  • 海を感じて仕事する
  • 緑の中で働く
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  • 株式会社シテコベ代表取締役、嘉山淳平さん
  • ソレイユの丘にある 体験農園は広さ4000㎡ほど
  • 農薬を使うことなく自然の力を借りながら「良い循環」をまわす農法を取り入れている
  • 季節ごとに美味しい野菜を育てています
  • 季節によって収穫できる野菜も変わっていくという
    +4
  • 大人も童心に戻る農業体験。週末、多い日には約500人が訪れる
  • 地元農家さんの協力を得ることで、ここだけの体験ができます
  • 農家さんだけでなく、この地域だからこその漁業関係者とのつながりもあります
  • 子どもたちの思い出づくりをサポート

「働き方」記事

「カッコつけてないで やれるもんだけで 毎日何かを頑張っていりゃ 生きていくんだ それで いいんだ」
*作詞:玉置浩二・須藤晃『田園』の歌詞引用

株式会社シテコベ代表取締役、嘉山淳平さんの話を聞いていたら、こんなフレーズを思い出した。

つなぎと農作業用の足袋。そんな姿に転身したのはごく最近のこと。法政大学第二高校出身で法政大学人間環境学部卒業後、エンジャパンに入社。会社員として働きながら、松下政経塾の短期プログラムへの参加を経て、横須賀市議会議員選挙へ立候補し、市内最年少(当時)の26歳で当選。経歴を並べてみると、挫折を知らないのではないのかとも思える。そしてなぜ、農業なのか?

遡ると、淳平さんにもひと知れず苦労していた時代があった。「エンジャパンに入社して2年目あたり取引先からも怒られ、会社に戻れば、上司からも怒られる。何をしてもうまくいかない。そんな日々が続いていました。あとで、気づくことになるのですが、その時の自分は、良い成績を出したい、より良い給与を得たいというような思いで動き、すべてのベクトルが自分に向いていました。気持ちがくすぶっていた時期に松下政経塾の短期プログラムを知り、週末を利用し参加することにしたのです」

多くの政治家や企業人を輩出する松下政経塾で学ぶことは淳平さんに、どんな変化をもたらすことになったのだろう。

「『志とはなんぞや』と常に言われていました。『志とは誰かのためにことを為すことである』と、そのことを意識してからは、今まで自分に全て向いていた全てのベクトルが外へと向かうようになりました。そうすることで、自然と仕事もまわるようになっていきました」

エンジャパン退社後、1年ほどの準備期間を経て、横須賀市議会議員に転身。3期続けた後、2023年4月から、生まれ育った横須賀市長井に根を張り、農業漁業体験の企画実施に専念している。企業の経営者として、まちづくりを現場から考える淳平さんに、今に至った歩み、そして、現在の働き方と暮らしについて聞いた。

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10代後半の進路選択が今にもつながる

「はじめて環境問題を意識したのは、高校3年次での選択授業でした。当時12歳のセヴァン・スズキさんがリオデジャネイロ環境サミットでスピーチした姿を見て、心を揺さぶられました」この経験が、その後の進路選択にも大きな影響を与えた。

大学に進学後は、子どもたちに対して環境教育を行うプロジェクトを通して、延べ1000〜2000人ほどに出張授業を行うなど、自らアクションを起こす中で、「より大きな影響力をあたえるには何が必要か」を考え、自治体への政策提言を行うことになったと言う。

高校の授業で感銘を受け、その後の学生時代も継続して行動を起こす。それが、どのように「今」につながったのだろう。

「政策提言を行うなかで、さまざまな自治体の現状に触れることができましたが、自分の生まれ育ったまち・横須賀に関しては、どのような政策が行われているかも知りませんでした。そのなかで、市議のインターンとして活動し、横須賀の環境政策を学び始めました」

とはいえ、すぐに政治の世界に飛び込んだわけではなかった。

地元・横須賀に貢献するために現場で汗を流す日々

会社員生活を経て、26歳で当選し、議員として歩みはじめた1期目はいわゆる「市議」の仕事に専念する日々が続いた。どのような想いで活動をしていたのだろう。

「議員としての知識を蓄積するために大学院に通いながら、現場に出ることで地域に貢献することを第一に考え、市民の声を届けることが自分の議員としての仕事であると考え、動いていました」

淳平さんの視点が変化するきっかけは、南相馬市の市議会議員がプロジェクトごとにチームを組み、地域で動くという働き方を知ったことからだ。2期目からは1期目とは異なる活動を行うこととなる。

「地域課題をまちの活性化に活かすことを目指し、議員活動と並行して、市内の事業者とともにシェアオフィス『16startups』を横須賀市の中心部に立ち上げました。そのスペースは、業界、世代を越えてつながることができる創業支援の場としての役割も担っています、2018年には、農業・漁業を子どもたちが体験することで、自然を身近に感じてもらえるサービスを提供する、現在の会社『シテコベ』を立ち上げました」

いまの拠点は、長井にあるソレイユの丘での体験農園。この運営をベースに、地元漁師に協力を仰ぎ、漁業体験などのプログラムも行っている。

「議員の仕事は″実績″をはかることが難しいという現実もありました。市議ではあるけれど、自分はいち市民。現場(地域)がどれだけ変化したのかが大切だと考えるようになったのが、3期活動して変わったモチベーションでした」

常に現場に入り込み、どのように動くべきか、それは誰のために行うべきなのかを考え続けてきたからなのだろう。

目線はよりローカルに まちを仲間と盛り上げる

市議会議員と経営者の「二足の草鞋」という暮らしを終えた今、以前にも増して、地域での活動に力を入れ、地元に還元できることを増やすべく動いている。シェアオフィス事業においては、自身の経験を踏まえ、起業をする方をサポートしている。農業・漁業体験の企画を事業の軸に据えたのは、10代で環境サミットでのスピーチに心を揺さぶられた経験も大きく関わっている。

収穫体験や各プログラムでは「自然にふれる、生きる・食べるに関わる体験」をより多くの人に提供することで、地域の資源を再発見してもらいながら、生産者の想いに触れることも大切にしている。それは、環境やSDGsの学びにもつながるもの。最近では、より多くの方に身近に横須賀市長井の暮らしを感じてもらうべく、古民家を改修したゲストハウス運営も進めているという。

「地元だからできる関係性もあり、長年の信頼関係があるからこそ成立しているサービスでもあると感じています。今回は、農業・漁業体験ツアーをアテンドする人材(コーディネーター)を募集します。

今も三浦半島地域を中心に多くの子育て世代の方に支えていただいています。さまざまなバックボーンを持った方が多く、今までの経験も活かすことができる仕事でもあります。活躍しているコーディネーターの仕事ぶりを見ていると、(子育て世代や主婦の方は)本当に人材の宝庫でもあるな、と感じています」

淳平さんの話を聞き、働く姿を見る中で、地道にひとつひとつの現場を大切に向き合っている人であると感じた。
会社名の「シテコベ」は、長井地域の方言で「やってみよう(して・こべぇ)」という意味。一緒に働くことで誰のために仕事をするのかが明確になり、どんな仕事でも、それが誰かの笑顔をつくることになると思える働き方ができそうだ。

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取材・執筆 :木村 歩

募集要項

職種 :
コーディネーター
仕事内容 :
団体の体験受け入れの際に、現地コーディネートするお仕事。事前にオンラインMTGでプログラム内容や流れを情報共有し、当日2時間前後の農業体験or漁業体験等の受け入れをおこないます。
具体的には、参加者の安全確保、体験時の気づきの引き出し、生産者のサポートなどをおこなっていただきます。
勤務地 :
横須賀市長井を中心とした畑、漁港
勤務時間 :
AM体験受入の場合:9:00-11:30くらい PM体験受入の場
休暇・休日 :
シフトによる
給与・待遇 :
個人への業務委託 1回2-3時間 5,000円
新鮮な野菜や魚(おすそわけ) 制服貸与あり ノルマなし
交通費 :
全額支給
車の場合は、1kmあたり15円支給
有給休暇 :
会社名・店名 :
株式会社シテコベ
備考 :

尚、ご質問の内容によりましては、若干回答にお時間を頂く場合がございますので、ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

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