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細部に想いは宿る 小さなことからコツコツと

鎌倉古今

Wanted
  • スタートアップ
  • 緑の中で働く
  • 湘南の顔をめざす!!
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  • 鎌倉古今代表 松宮大輔さん
  • 藍色の暖簾が印象的
  • 昔ながらの意匠が遺る廊下
  • 四季折々の姿を見せる日本庭園
  • 施設内には蔵を利活用した客室スペースも
    +5
  • 泡に包まれるマイクロバブルバス
  • 和洋の魅力が融合した空間
  • 部屋からも庭園が眺められます
  • 館内着にもこだわりがあります
  • 趣の異なるお部屋が2部屋

「働き方」記事

「日々、お辞儀の角度から始まり本当に細かいところまで、ともに働くスタッフには伝えるようにしています。目の前でお客さんに褒められている、成長している姿が見えたときは、とても嬉しいです」

全ての始まりは、学生時代に働いた飲食店でのアルバイトでの経験から。

サービス業の面白さを感じた松宮大輔さんは、大学卒業後に、ホテル運営の世界に足を踏み入れる。当時の日本はバブル真っただ中、さまざまなリゾート開発が行われていた。そんな時代に、ゴルフ場が運営するホテルで働き始めた。そこで学生時代に学んだお客さんとのかかわり方がおおいに活かされたという。

その後、30年ほどの間に4つの施設で総支配人を務め、2019年、鎌倉宮や鶴岡八幡宮から程近い二階堂の山間に、「鎌倉古今(ここん)」を開業した。1855年(安政2)年築の古民家をリノベーションしたわずか2部屋のラグジュアリーオーベルジュ(民泊新法に準ずる形で運営)で、開業以来、多くの旅好きが訪れている。

今、募集している人材は、「より良いサービスをとどけ、更にリピートでの利用者を増やしていくために考えてくれる人」さまざまなホテルで総支配人として、場をマネジメントしてきた経験から、鎌倉古今を開業する際に、どのような想いを持っていたのか。そして、これからの展望を聞いた。

長年の経験があるからこそ、今がある

「ホテルで総支配人として働いている多くの方は、自分も含めて、料飲部門の出身者が多いのではないでしょうか。それは、ホテルのサービスの中で、食はお客さんにとって旅を楽しむための大事な要素であり、訪れる理由にもなります。運営側にとっては、サービスの顔になる非常に大切な部分。そのことはこれまで身をもって学んできたので、この場でも大事にしています」

鎌倉古今では、82㎡と88㎡の2部屋に加え、「Restaurant COCON」としてレストラン事業も展開し、イタリアンベースのオリジナル料理を提供する。「鎌倉野菜」を中心に使っているのも特徴だ。宿泊客だけではなく、一般の方も、ランチタイム・ディナータイムともに利用で遠方から訪れる常連客も少なくないそう。松宮さんが名門リゾートホテルで培ってきたサービスの一端にも触れられる場である。

「多くの観光客が訪れる歴史豊かな鎌倉にハイエンド層の方にも満足していただけるホテルがあれば観光の幅が広がるのではないかと考え、独立開業しようと物件を探していました。そんな時に施行されたのが住宅宿泊事業(民泊新法)。この制度を活用する形で、古民家をリノベーションして鎌倉古今を開業しました。

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一緒に働く人の成長が喜び

松宮さん自身がこの業界に長年いる中で多くのことを学んできたことは、この場でどのように引き継がれているのだろう。

「建物や働く人の魅力、そのどちらもが大切で、ホテル運営には欠かすことができない要素です。大学卒業以来、さまざまな先輩から学ばせていただいたことを次の世代にバトンを渡すことが、今の自分の役割。時には、スタッフに厳しく指導をすることもありますが、全ては来てくださったお客さんに笑顔で帰ってもらうため。私の想いをきちんと受けとめることで、成長につながり、最後はお客さんの笑顔につながると考えています」

業界歴30年以上の松宮さん、コロナ禍で大きなダメージを受けた観光業に携わる一人として見つめる未来は明るい。

「いつの時代も『旅は心を豊かにするもの』という思いを持って宿泊業を続けてきました。日本の美しい観光資源は不変で、とても豊かなものです。旅に出ることが難しい時を経て、宿と食を通じて『美しい日本』体験いただくことに大きな価値が生まれるのだと感じています。そのことを鎌倉の小さな宿からお伝えし、多くのお客さんにとっての‟幸せのお手伝い“をしたいと思っています」

旅好きに愛される施設を続けていく

コロナ禍において、鎌倉古今も世の中が変動する状況で、少なからず影響を受けた。だが、その時にこの施設を利用してくださった方が、今でも継続して足を運んでくれているという。

「コロナ禍の厳しい状況で支えになったのは、旅が大好きでこの宿を選んで来てくれた方々でした。日々の暮らしがガラリと変化し“いつも通り”がままならない中でも、この場で過ごす時間があるから、明日からの日常が豊かになる。さまざまな制限がかかっていた時期でも、我々のサービスに価値を見出してくれたのだと思います」

何年ぶりにか普段通りの暮らしが戻ってきた今年、鎌倉にも賑わいが戻りつつある。松宮さんは、施設運営にどのような未来を描いているのだろうか。

「民泊新法に準ずる形での運営のために、宿泊可能日数に上限があり(180日間)泊まりたいと思っているすべての方に対応できないという歯がゆさを感じる場面もあります。その一方で、リピート率を上げる可能性はまだまだあるとも感じています。チーム全体でのサービスの質向上は私ひとりだけの力ではできません。経験と感性に関してはマニュアル化できないところも多く、お客さんに合わせたおもてなしが大切になります。スタッフ全員が仕事の面白さを感じながら、『良いサービスとは何か』を常に考えられるように働くことが、多くの方のリピートにつながると考えています」

ホテルマンとして30年、ここの開業から5年超。常に、どこまでもお客さんのためのことを考え、施設を運営しているのだろう。僕自身も松宮さんのお話を聞いていると、不思議と心が穏やかになる感じを覚えた。

松宮さんのもとで働くことは、ホテルの業界だけではなく、普段の暮らしの中で、人と関わる際にも活かされていくと思う。僕が鎌倉古今の門を出た時に、自然と背筋が伸びたのは、きっとそういうことなのだろう。

Website

取材・執筆 :木村 歩

募集要項

職種 :
サービス業
仕事内容 :
宿泊施設&レストランの運営、開発、コンサル
勤務地 :
〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂836
勤務時間 :
7:00~22:00の間でシフト制
休暇・休日 :
年間109日
給与・待遇 :
250,000~500,000円(見込残業代含む)
交通費 :
全額支給
有給休暇 :
勤務6か月後から10日間
会社名・店名 :
鎌倉古今
備考 :

尚、ご質問の内容によりましては、若干回答にお時間を頂く場合がございますので、ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

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