人と人、まちとまちをつなぐドーナツ屋

株式会社スウィート・スプエスト

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「働き方」記事

家族や友人に感謝の気持ちを伝えるために、ちょっとした贈り物として。
また、頑張った自分へのちょっとしたご褒美に。

個人的にはそんな感じで日常的に購入させていただいているミサキドーナツ。湘南周辺エリアを中心にお店を拡大しながら、手作りのドーナツにこだわり続け、今日も人と人、まちとまちを繋げています。

――ミサキドーナツは湘南エリアのさまざまな場所にお店がありますが、どの町からスタートしたのですか？

ミサキドーナツは、マグロで有名な三浦市三崎から始まりました。だから三崎発の「ミサキ」という店名。次に逗子、鎌倉、葉山、と路面店ができて。昨年、みなとみらいの横浜ハンマーヘッドとFOOD＆TIME ISETAN OFUNAといった商業施設の中にも店舗ができました。

――他の企業やお店と一緒に取り組んでいるメニューはありますか？

ハンマーヘッドの店舗ができた時に、同じフロアに入っていた横浜のチョコレートのブランド「バニラビーンズ」さんにお声がけをさせていただきました。バニラビーンズさんのチョコレートを使ったドーナツを作ったことがきっかけとなって、地元企業とコラボしたドーナツを作るようになったのです。

各店舗、そのお店にしかないものや、その町に特化したドーナツを作っていきたいなと思っているので、これからも各地のさまざまな地元企業とコラボしていけたならと思っています。

最近だと、ガソリンスタンドを経営している湘南菱油さんとコラボしたイベントを行っていますね。「地域をつないでエネルギーにしていく」という湘南菱油さんのコンセプトが、「人と人、まちとまちをつなぐ」というミサキドーナツのコンセプトと共鳴して「食も人間を動かすエネルギー」だと考えてくださったんです。

両店で使用できるクーポンを出したり、2022年9月のミサキドーナツ設立10周年のイベントでは、湘南菱油さんのステーションに特別なドーナツのボックスセットを置いていただきました。その時はガソリンスタンドに歩いて買いに来てくださるお客さんもいらっしゃいましたね。

――店舗ごとにお客さんのは全然違うものですか？

そうですね、三崎のお店は観光地とあって、週末、土日・祝日は賑わいます。平日は人の数よりも猫の数の方が多いくらい。ハンマーヘッドも観光地という面では近いところがあって、雨の日は静かだったりとか。ただ、三崎よりもハンマーヘッドは若年層のカップルが多かったり。逗子や葉山は「葉山女子旅きっぷ」の加盟店なので、ご来店サービスとして、オリジナルのトートバックとドーナツをプレゼントしています。それを目的に来てくださるお客さまもいます。

――社員は地元の方が多いんですか？

そうですね、地元の人や移住してかなり経つというような方が多いです。これから移住してきて働きたいという方も、すぐにこの地域に馴染めると思います。ここのお店美味しいよとか、スタッフ間でそんなコミュニケーションが多いので、いろいろ教えてもらえると思います。

――それぞれの店舗では、どんな方が働いていますか？

三崎は通うには少し不便なところなので、ほとんど地元の方。逗子はママさん世代、2013年の開店時から長く勤めてくださっている方が本当に多いですね。

募集要項