BLOG「米軍FLAT HOUSE RENOVATION/葉山A邸」
第1回 米軍FLAT HOUSEをフルリノベーション!
葉山町一色にあるA邸のフルリノベーションがはじまりました。
葉山公園までも歩いて10分ちょっとでありながら、ローゼンなんかもほど近い場所。
本物件のまわりには可愛い平屋が多く、緑も溢れてて、雰囲気がすごくいいんです。
1969年築のこの平屋、もともとは米軍HOUSEとして建てられた家。
延べ床面積は約25坪(85.29m²)で、平屋としては十分の広さ。
しかも、敷地面積は約120坪(396.74m²)で
家の4倍くらいのお庭があるわけです。
そう、超贅沢!というか、すごくいじりがいがあるっていうか、
面白いワクワクの物件なワケです。
A氏といっしょに内見に行った時は、
正直、庭の草木はボーボーでしたし
お部屋もだいぶ古かったので
「え?フルリノベーションしたら、ほんとにカッコよくなる?素敵になる?」
「柱とか大丈夫?本当にいける?」
とドキドキしてしまう感じでした。
ですが、内見その日にもう一度、工務店のワイズホームさんといっしょに再訪し
物件を要チェックして頂き、傾きもなく、素材としてはポテンシャルのある物件!
と背中を押してもらいました。
その後もしっかりと調査を行い、A氏は本物件を購入。
弊社のオフィスでも「間仕切りはとっちゃって、広いリビングにして庭はハンモックつけようよ!」など
A氏の家なのに、自分たちの夢のようにA氏とリノベーションについて熱く語る時間がすごく楽しく。
3月には解体がスタートしますので、
現場の様子をちょこちょこリポートします!お楽しみに!
第2回 A邸の解体がはじまりました!
「解体してるよ〜!」という一報を頂き、現場へ。
おおお〜!木!木!木!
きもちいいくらいスッキリしております。
「いい柱だ!しっかりしてるよ!」と職人さんから嬉しいひと言。
それにしても、家の中からの庭ビュー、最高。
緑がキラキラ!
いよいよ動き出したA邸。
米軍FLAT HOUSEがどう変身するのかお楽しみに!
第3回 A邸、見事なスケルトン状態になりました!
見事なスケルトンです。
見てください。このきらめく緑の眺め。
全部の窓(開口部)から、溢れ出てます。緑。
フルリノベーションって、本当にすごいですから
このBEFOREを忘れないでくださいね!
第4回 絶賛補強工事中!
スケルトン状態になったA邸の柱と梁の補強工事がスタート!
第5回 GW前の様子!
土台が出来上がり、耐力面材がはられました。
こちらが中の様子。新旧柱と梁のコラボレーションがたまりません。
サッシがきたら開口部をつくるので、合板の切り抜きは後ほど。
次の工程は、大事な大事な断熱工事。
どんどん出来上がっていくA邸から目が離せません!
第6回 壁断熱、入りました!
米軍FLATHOUSEの一色A邸、一部サッシと断熱が入りました。
明るーい!窓のカタチも数も素敵。
にしても、サッシが大きい!しかも、明けたら窓枠が見えなくなるタイプ。
開放感ある!!!
屋根下の破風(はふ)の部分に新しい金属板を張って、防水補強も。
ネイビーがナイス!これから貼られる白い木の外壁にピッタリ!
小窓も可愛い。くるたびに開放感が増すA邸。完成は夏です!
第7回 木の外壁、幅広がカッコイイ〜!
屋根の断熱も完了し(もっこもこで、寒い冬もあたたかそう!)、外壁が貼られはじめました。
まるで足場板みたいに厚みがある木の外壁。幅広がカッコイイ〜!
キッチンやインテリア、外観完成イメージをA氏からお伺いしましたが、
めっちゃくちゃカッコイイです。でも、まだ詳細はナイショ。
暑い日が続きますが、大工さん、がんばってます!
第8回 FLAT HOUSEの外壁は木貼り!
外壁ジャジャーン!これから白くペイントされます。出来上がりがすごく楽しみ!
中は、間仕切りも入り造作家具など、インフィルの制作がはじまりました。
ものすごい雨の中、大工さんお疲れさまです!
こちらは玄関横の棚。集成材と外壁の木の香りがたまらない。
こちらが玄関!左のくぼみは何になるんでしょう?
緑の中に佇むA邸。マッチしてます。
第9回 外壁の塗装がスタート!内装も着々と!
A邸、外壁の塗装がはじまりました!白のペンキ、似合うな〜!
中をのぞくと、あ!リビングの壁にフローリング材を貼ってる!
わ!リビングとキッチンにマリンランプが付いてる!
葉山の平屋に合う。これがないとはじまらないアイテム!
いよいよ完成に近づいてきました!
第10回 外観完成!外シャワーも付きました!
ついに、外側完成!
マリンランプ、外にも付いてます!
ワイズホーム特注の外シャワーも!
来週はいよいよオープンハウスです!
第11回 ついに完成!素敵すぎるリビング
天井を抜いて梁だけ残し、天井を高くとりました。断熱もバッチリ!
電気をつけなくても、十分、自然光だけで明るいリビング。
こだわりはこの窓!外側に全て引き込むので開放感バツグン!
緑が気持ちいい!庭が広いって、贅沢〜!
第12回 磨りガラスって、とっても素敵!
A邸の居室は2つ。ひとつはリビングダイニング横のお部屋。
扉はなく、磨りガラスでなんとなく仕切っている素敵な空間。
磨りガラス、めちゃくちゃ可愛いです。ランプもA氏のセンスが光ってます。
磨りガラスと言えば、玄関と土間を仕切る壁にも磨りガラス。
もともとお部屋も広いけど、より広々とした印象を受けるのは磨りガラスをうまく使っているから。
光を通しながら、室内の様子が見えないこと。様子はわからないが、シルエットはわかる。
っていうのがいいですよね!プライバシーを保ちながら開放的な空間を作る。磨りガラス、やるなぁ!
さて、寝室もA氏こだわりの設計。壁は一面だけブルーで、TVの後ろはウォークスルークロゼットに。
大容量のクロゼット、壁が稼動棚になっているのでカスタマイズも可能。お手本になりそうな収納、見事です。
第13回 俺のバスルーム
前回、磨りガラスが開放感をアップさせてるお話をさせて頂きましたが、
もうひとつ、A邸の開放感のヒミツを発見しました。
お気づきの方、さすが。そうです。扉の背が高い。
平屋で天井を抜いているのでわかりにくいかもしれませんが、高いんです。
しかも引き戸でスッキリとした形だから、余計かっこいい。
さて、洗面台へ。マリンランプと正方形の鏡と
タイル使いと木とアイアンのタオル掛けのバランスが絶妙。
ちなみに、床には麻を敷いてます。
ナチュラルで温もりのあるテクスチュアがたまりません。
バスルームにもタイルを。注目すべきはシャワーヘッド。
アメリカの映画に出てきそうなサイズ感。葉山暮らしにぴったり!
シンプルのお手本みたいな空間。勉強になります。
第14回 正しい黒の使い方
今回はキッチンとおトイレをご紹介します。
まずはキッチン。すごくシンプルな黒のシステムキッチンを採用。
造作棚の木とブラックの相性バッチリ!
ここでもやっぱり「マリンランプ」がいい味出してる!
マリンランプって、フォルムそのものも素敵だけど、
光が描く十字の影がめちゃくちゃ可愛い。
余談ですが、ライトをLEDにすれば虫は寄ってきません。
虫って、光が出してる紫外線によってきてるので、
紫外線を出さないLEDには興味ないんです。
キッチンとLDをつなぐ小窓にも注目。
ちょっとしたつながり感があるだけでだいぶ印象が違います。
キッチンと向かい合って作成された食器棚の「つまみ」がすごく可愛かったので接写。笑
次はトイレ。グリーンのペンキがニクい!
細いアイアンのタオルハンガー、か、かわいい!
ここでも黒がスパイス的に空間の雰囲気を締めてます。
木をふんだんに使いつつも、スタイリッシュでオシャレな空間に
仕上げる為のセオリーは“黒の使い方”にあり。
第15回 【最終回】葉山暮らしなら「土間」マスト!
外と室内の境界となる玄関スペースは意外とモノがあふれやすい場所。
しかも、海が近い、山が近い葉山暮らしとなれば、遊び道具だってたくさん!
ということで、A邸の土間はめちゃくちゃ広いっす。
靴だけじゃなくて、自転車、サーフボード、キャンプ道具、BBQ道具、
ガーデニング道具etcなんでもザクザク、ラフに置けちゃいます。
汚れても水で流せばいいだけなので、メンテナンスが圧倒的に楽っていうのも魅力。
土間には「ちょいかけハンガー」がついているので、
冬場のコートはもちろん、すぐにクロゼットにしまいたくない上着や帽子も
ちょいっと引っ掛けられておけるわけです。便利。