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BLOG「30代のリアルな家づくり」

▼ 記事リスト

第1回 賃貸or持ち家〜年収公開の儀〜

2017/08/19 Sat

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

ーーーーーー
0日目 

賃貸or持ち家問題ってのは、結婚が決まったカップルには大抵ついてまわる。

我が家もご多分に漏れずこの話題になった。
結婚したら家を(具体的に)どうするかって話題って、それまでとガラっと関係性が変わる。
ちょっとした転機かなって思う。

まずね、年収を公開しあうことになる。

それまで恋人同士って感じで好きだの愛してるだの言ってたのが、急に「査定」って感じにならざるを得ない。

ドキドキ....ドキドキ.... チーン!!!(査定完了の音)

ふたり合わせた世帯年収:800万

え。まじか!熊夫くん、金持ちそうだと思ったけど(一応名刺に取締役って書いてあったし)、特に金持ちでもなく。(笑)
平凡な30代サラリーマン夫婦の年収、なのかな。

てなわけで、年収を考慮しますとですよ、12万/月くらいの賃貸が良いんじゃないかな?ってのが私の意見。
場所が鎌倉ならちょっとはみ出して14万でも。
それでも2人で住めば今の私の家賃8.5万円よりはひとりあたりの負担額は少なくなるし、なんせ私は不動産屋で働いてるんだからとびきりの賃貸が見つかるはず!!

なーんて思ってたら、熊夫くん、
「同じ出費なら、家を買ってローンを払っていったほうがいいよね!」

な、なぬー!!熊夫くん、まるで年収1000万の勝ち組くんみたいな発言しとりますけどッ!
おれらみたいな平民が家を買う、だと??ファーーーック!

いや、でも待て焦るな。
これまで賃貸という選択肢だけを盲目的に信じて来たけれど、
家が買えるなら、そりゃあ買いたいかもしれない。
庭がある家で子どもを育てたいかもしれない。
持ち家ってだけで家庭円満な気すらする。

わたしの人生に「家を買う」という新たな選択肢が生まれた瞬間。

パンパカパーン!

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第2回 お隣との塀がない家

2017/08/18 Fri

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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15日目 

休日だったが、イベント準備で大きなフラッグをつくることになった。
まあ休日出勤なんて嫌だけど、わたしには別のモチベーションがあった。

それは松島さんちに行けるということ。

松島さんは会社の同僚で、会社の近所に住んでいるんだけど、なにやらそのご自宅がグッドデザイン賞を受賞した超イケてる家、という噂だった。興味津々。

ペイント作業をする広い場所がないってことで、松島さんちの庭を作業場として使わせてもらえることになったのだ。

行ってみたら.....

どしぇーーーー!シャレオツ!!!
ひろーい芝生に白と黒の家が2棟。チグハグな角度で建っていた。色も高さも違うけど、なんとなく雰囲気がマッチ。

でさ、まあこの圧倒的な空間にはお隣さんとの間にあるものがないんですよ。

そう、塀がないんですよ。

ドッカーン!って広い庭があって、かわいい果樹もいっぱい植わっていて、そこに建つ2つの直線的でシンプルモダンな家がお庭を共有しちゃってるわけ。

お家自体は多分25坪とかそんなサイズ感で、決して大きくないんだけど家に対して庭がとにかく広くて、家の窓からはまことにナイス!借景!なわけ。

芝生にフラッグをひろげて、春風に吹かれながら、みんなでペイント、ペイント。
なんだかとても楽しいDIYの時間って感じだったな。

作業してた場所、登記上はお隣さんの庭らしい。でも”ちょっと借りるね”が自然にできるのがすごいなー、って思った。

あの家に塀があってそれぞれの庭だったら、(そりゃおしゃれだけども)ここまで素敵な空間じゃあなかったんだろうな。

なんだか新鮮な体験だった。塀がない家。

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第3回 葉山の野生児に魅せられて

2017/08/17 Thu

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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30日目 

なんとなく、「結婚していきなり家を買う」っていう選択肢がアリなのかも??という空気感が二人の間に流れはじめている今日このごろ。
まだ具体的な物件検討までは至ってないものの
「鎌倉だと土地付きのお家は1億円だね」とか
「逗子だと5000万円でもあるね」とか
「こないだ葉山に4800万のスケルトンハウスができた」とか。

ちょっとだけこんな話題が食卓にのぼるようになった。


そんな中、GWに葉山芸術祭で「葉山まちあるきツアー〜写真家といっしょに葉山を歩く〜」なるものを行うことになった。

妻のわたしはマーケティング部なので、この手のイベントは主催者側の立場で参加するのだが、ちょうど参加人数が集まらない回があって、そこに熊夫くんを数合わせのために動員してみた。(笑)

ところがその日は他のスタッフも同じように数合わせに子どもたちを連れて参加しており、飛び入りのキッズなんかもいて、なんとまあ、かなり賑やかな親子遠足状態になった。

葉山キッズは、本当にかわいい。都内の子たちと比べたらなんというかスレてなくて、自由で、「野生児」って言葉が良く似合う。
こういう会でもDSをやっちゃうのが都内の子のイメージだけど、葉山キッズはだれひとりとしてDS持参してない。(笑)

道端に知っている花や植物を見つければ、名前や特徴を自慢げに教えてくれるし、石垣にくぼみがあればとりあえず入ってみるし(笑)、一段高いところがあればとりあえず登って飛び降りる。砂利があれば、驚くほど躊躇なく寝そべっている。葉っぱをちぎって顔に貼ったり、草や木の実を嗅いだり。

もうなんか、都内では(鎌倉でも!)ありえない光景。
ぜったい「何してるの、やめなさい!!」って言っちゃうもの。

でもそれが心置きなくできちゃうのが葉山。私達にはとてもとても新鮮で魅力的に写った。

「私達に子どもが生まれたらこんな子になってほしいな」という意見が一致した。
家を選ぶなら、こんな子が育つような環境を重要視しよう。

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第4回 はじめて土地を見る

2017/09/14 Thu

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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30日目 

葉山のまち歩きイベントが終わって
そろそろ帰るかって時に、うちの社長が動いた。

「熊夫くん、このあと時間あるの?葉山のスケルトンハウスをいろいろ見せてあげるよ」
って。

セールス、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(笑)



葉山に建っているいくつかのスケルトンハウスを何棟かめぐり、ざっと紹介。

●熊夫くん:「ほう、ほう。」(熊夫くんは結構、スケルトンハウスのテイストや構造が好き。満足気。)
●社長:(キラーン。イケる!)
●わたし:(社長、熊夫くんの年収知らんやろ....うちには買えないっす!!)

それぞれの想いを内に秘めながら、ひとしきり移動&見学した後、何もない広い土地に案内された。

社長「ここがきみたちが買う土地です!」

(って、どストレートやん!もっとほら、セールストークとか!!)←ツッコミ

どうやら話を聞くと、この土地は3棟のスケルトンハウスからなる「エンジョイヴィレッジ」ができるらしい。
(ヴィレッジのしくみについてはこちらから詳しく)

そしてまだそれは計画段階。

3棟のうち、2棟の契約者が決まれば、土地を買い上げて工事がスタートするということみたい。

なんかクラウドファンディングみたいな仕組みなんだよね。

すでに1棟、契約者が名乗り出ていて、わたしたちが2棟目の契約者になるのでは、というのが社長の目論見。

いやいやいやいや。
ちょいちょいちょーーい。

”どう考えても唐突やし、まだそんな土地の購入を検討するような段階じゃないよね〜”
と言おうと、苦笑いで熊夫くんを見たら...。

!!!?

熊夫が「ヤル気」の顔しとるーーー!!!

これは、時々発動する、ヤル気熊モードやないかい。
熊夫の鳩胸がさらに鳩胸に、眉毛もキリってなってるー!!

そう、熊夫くんは、あきらかに気に入ってた。
”前向きに検討”しそうな感じがあって、わたしはなぜかちょっとだけ不安感に襲われた。

葉山いいなとは思ったけど、まだ本気で家や土地買うかどうかなんて考えてなかったし。なんなら賃貸って選択肢すらまだ消えていないのだし。
口では家買いたいな♡なんて軽口たたいておきながら、実はまったく心構えなんてできてなかったわたくしと、わりと本気で住宅購入を考えてた熊夫。熊にちょっとだけ置いてかれた感があって、心がムズムズしました。

熊夫くん、お金のこと、どう考えてるのかな。。
ヤル気ってことは、当てがあるのかな。。
ご両親のお金かな。。
モヤモヤモヤ。。

熊夫くんは冷静にあれこれ説明を聞いていて、日当たりなんかもチェックしてたみたいだけど。わたしはそういう余裕がなくて、勇み足な熊夫くんの背中の影からおっかなびっくりのぞいてる感じで終わりました。

もちろんその場で結論は出さずに帰りました。

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第5回 チャンスの神様は前髪しかない....直感勝負!

2017/09/15 Fri

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45日目

お互いの家に結婚の挨拶に行ったりして、慌ただしい週末が続いている。
相変わらず熊夫くんとは仲良しこよし。

ふとした昼下がり、熊夫くんが何の前触れもなく突然にプレゼンをかましてきた。

熊夫:「あのヴィレッジ、どうするー?お隣になるTくんには、子どもが2人いてね、子育ての先輩でもある。れーちゃんもはじめての子育てするとき、なんでも聞ける人が隣にいたらすごく安心かなって思って....!それにれーちゃんの会社の人たちの子育て世代の家族も徒歩圏にたくさんいるから、きっと助けてくれるよ」

例のヴィレッジ購入決定の1人目のお客様が熊夫くんの柔術仲間(で同い年)のTくんである。
時々、レッスンで会って話すたびに、買うの?決めなよ?僕は買ったよ?という話が出ているらしい。


熊夫くんはあまり自分の意見を主張するタイプじゃない。
口癖は「どうするー?」「どうしたいー?」である。
「今度の週末どーするー?」とか、「今日の夕飯どーしたいー?」とか、いつもまずはわたしの意向を聞こうとしてくれる。

そんな熊夫くんが自分なりのオススメワード(近隣環境/子育ての優位性)をプレゼンしてきたということは、もう買いたいほどにこの物件を良いと思っている証拠。

普段にない行動を見て(ああ、もう8割心が決まってるな!)と直感的に分かった。

あとの2割は、私が賛成するかどうか。もし私が反対したら、優しい熊夫くんは買う気がなくなってしまうだろう、ということも予想できた。



私には、反対する理由は特になかった。
それどころか、熊夫くんのプレゼンが嬉しかったのだ。
ご近所との関係性や子育ての環境を一番重要視してるんだということが。

たとえば「地価」だったり「住所のブランド」だったり「駅チカ」とか、そういったことだけを挙げてプレゼンされたら、やっぱり少し躊躇しただろう。
「もう少し、冷静に他も見てから決めない?」って言ったと思う。
でも熊夫くんがいちばん惹かれている理由はお隣が同世代のお友達家族という唯一無二の物件だからなのだ。熊夫くんのお友達なんだから、Tくんもいい人に違いなかった。



さて実際にわたしから出た言葉は....

「いーよ!買っちゃおう。」

だった。



言葉を出した後に、ふたりのお金は足りるか、他を見なくていいか、なんて不安が3秒くらい頭を駆け巡ったが、その後いつもの楽天的な考えがそれを塗りつぶした。

わたしたちの収入で買えなかったらそれも運命。ご縁がなかったというだけのこと。もし買えたらご縁があったということ。(そもそも、金融機関は返せないローンは貸してくれない)

それに“チャンスの神様は前髪しか無い”。
これまでだって、チャンスが巡ってきた瞬間に躊躇なく前髪を掴んで来たじゃないか。だからこそ都内から鎌倉に移住できたし、今の会社にも入れたし、熊夫くんとも出会って結婚できたんだ。
今回だけ躊躇してどうするんだ...!

きっと、この物件はとてつもないスピードで、一足飛びに巡ってきた、ちょっとあわてんぼうのチャンスの神様なんだ。見逃したらきっと後悔するんだ。

そんなふうに思えていた。

これから、この土地(+家)を買う。
そのことに挑戦してみる。

熊夫くんとわたしは、チャンスの神様の前髪に短い手をめいっぱい伸ばして、ギュッと握りしめた。

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第6回 申し込み書を書く。

2017/09/16 Sat

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☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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50日目 

葉山の土地+家(ヴィレッジ)を購入しようと決めて早速、
申込書を書いた。

この申込書は、エンジョイワークスに対する申込書で、つまり"わたしたちはエンジョイワークスがヴィレッジをつくったあかつきには、必ず一区画買いますよ”宣言である。
宣言の証拠として、手付金の100万円を収める。

100万円のうち50万円は、申込み時に、もう50万円は、契約時に払い込むのだ。

ちょっとビックリなのが、50万円ってふつうにATMで振込できるんですね。
え?当たり前?銀行の窓口でハンコをつく、くらいの仰々しさをイメージしていたので。
なんかちょっと拍子抜けしちゃいました(笑)


申し込みは、ただ数枚の紙に住所と名前を書いてポンとハンコをついて、エンジョイワークスに提出するだけでおしまい。



こうしてあっさりと、住宅購入の第一歩が始まりました。

我が家からの申込書が提出されたところで、エンジョイヴィレッジの3区画中2区画が申し込まれたので、エンジョイワークスは土地をまとめて取得することが決定しました。

ようやくヴィレッジプロジェクトが決定ですー!



※ヴィレッジ(土地共同購入)の詳しいしくみはコチラ

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第7回 頭金とローンと親のお金のはなし

2017/10/01 Sun

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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60日目 

我々の世帯年収が800万というのは、最初のブログで赤裸々に公開したとおりだが、
こういう平民夫婦が買える家っていくらやねんっていうはなし。

我々、スネ☆カジリ〜ノ夫妻は、ぶっちゃけ熊夫くんのお父さんからの「支援」というのを当てにはしていた。熊夫父が「支援はするから、買うならはやく家を買え」と言っていたからだ。

が、じつは無知な夫婦は知らなかったが法律があって、贈与税てのがめちゃくちゃ高いらしい。
「さあかわいい息子よ、父のこのお金でお家をお買い(^o^)」
みたいな簡単な話じゃないんだね...。
親→子にお金をあげるのに、例えば2000万円とかだったら税金で50%とか引かれるみたい。一方で、金額や用途によって非課税になる特例とかもあって、課税範囲が変わったりするんだけど、調べれば調べるほど、難しくてぶっちゃけよくわからなかった。結局熊夫くんが税理士さんに相談してくれた。

結果として「住宅取得等資金の贈与」てのに当てはめるのが良いらしく、熊夫父から非課税で支援をしてもらえる金額は「700万円まで」!!
というところに行き着いた。

我々は5200万くらいで土地+家を買うことになるから、父支援の700万円の残りの4500万円から、頭金のいくらか(現金で出せるだけ)を差しいひいた、残り分を夫婦でローン組んで35年で返していくことになる。

例えば4000万のローンならば、4000÷35年÷12ヶ月=9.5万円/月 である。

あれ??
え??
こんなもん??
払えそう。。。(←金額見えたら急に強気w)

まあ現時点では、当然ローンの「金利」や保証金は考慮していないのだが。

しかし、さほど手強くない金額である。
14万円/月の賃貸を借りてもいいな、などと思っていた身からすれば、お得感すらある金額だ。

あとの問題は、我々の収入でローンがおりるか?という疑問。

ここでひとつ問題が立ちはだかった。
ローン審査の時点では、我々はまだ入籍していないのである。入籍予定日はローン審査の約ひと月後。ローン審査は、入籍を待ってはくれない(笑)

世の中には「ローン審査を機に入籍するカップルもいる」と、聞いたことがある。
収入合算でローン審査ができるのは、法律的にも夫婦になっている人たちだけなのだ。

しかし我々の場合は、両家顔合わせの日取りも決まっており、その後入籍するよりほかになかったので、入籍の前倒しはどうしてもNG。

そこでしかたなく、熊夫くんの「単独ローン」で借り入れができないか、検討することになった。
はっきり言って、収入合算しないというのは、非常にイタい、ゾ!
無事ローン審査は、降りるのか??

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第8回 契約の儀〜1万円の収入印紙〜

2017/10/02 Mon

■ブログの登場人物
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☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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70日目 

この日は初めて、きちんと事務所に行って説明を聞いて調印をする、「契約」の日。
熊夫くんといっしょにお気に入りのドーナツを買って事務所に向かった。

いつもは砕けた話しかしないエンジョイワークスの営業の原さんが、今日は「宅建士」の顔。分厚い契約書類と一緒に真面目な写真つきの宅建証をテーブルに出して、「重要事項説明」が始まった。

土地はどんな条件(用途地域)なのかとか、小数点の位まで詳しく測量された面積とか、価格の内訳とか。契約に含まれる条項は、「甲が」、「乙が」、みたいなかたい話がずっと続いていく。
とはいえコレと言って気になる事とか、初耳なことはなかったので(←あったら困るw)はい、はい、はいと、説明に相槌を打って小一時間、書類に何個もハンコをつきました。

で、この契約書、買い主の我々のほうで「1万円の収入印紙」を用意しなきゃいけなかったのね。契約金額が大きいから、契約書に貼る印紙も高額なわけ。

そんなことすっかり忘れて手ぶらでハンコだけもってきちゃったから、焦った。急遽、わたしが自転車に乗って、休日もやってる大きな郵便局に収入印紙を買いに走りましたよ(汗)
買ってみて拍子抜け。こんな切手みたいな紙切れが1万円かー。原価1円くらいじゃないのかね。収入印紙って奇妙なヤツだぜ。でも1万円の収入印紙を使う機会なんて、この先の人生であるんだろうか。そう思うと、ちょっと感慨深い。

しかも、「うっかり」の2個目...。
この契約と同時に手付金100万円の残り、50万円を用意しなければいけなかったらしい。
んもうッ!熊夫くんアホ、知らなかったらしい。
まあ、わたしも知らなかったけどー(笑)
夫婦そろって確認不足。ま、初めてだからしょうがないか。
その50万円は翌日に速やかに振り込みます、ということで事なきを得ました。

ちなみに、"家づくりは夫婦で平等に頑張ろう”という意を込めて手付金の100万円のうち半額50万円は妻のわたしのほうで負担することにしました。だけど契約者の名前が熊夫だからどうやって振り込むのがいいかわからなかった。銀行の方に聞いてみたら、ATMの「振込人」の名前を画面でタッチして「熊夫」と入力しなおし、妻のわたしのキャッシュカードで振り込むことができました。なーんだ、すんなり。便利だったわ。

かくして、申込書、契約書、手付金100万円(50万円+50万円)の振込までが無事終了。
もう後戻りできない(笑)我々の家づくりがスタートしました。

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第9回 「エンジョイヴィレッジ」の勉強会

2017/10/09 Mon

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

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80日目 

夫婦でエンジョイワークスの主催するヴィレッジの勉強会に出ました。

▶<参考>エンジョイヴィレッジとは?
http://enjoystyles.jp/enjoy-village/index.html

土地の共同購入とは?ということについて、エンジョイワークス以外の外部の講師も招いて様々な事例を見せてもらいました。

わたしは自社のイベントだからSTAFFとして出席。
熊夫くんにも、これからお家をつくっていくに当たって、ヴィレッジのなんたるか?をよく理解してほしいと思って、強制参加させました(笑)

広い庭を共有して、緑いっぱいの土地に塀をつくらず建てるヴィレッジスタイル。
いろいろメリットはあるけど、一番いいな!と思ったのは、塀のない環境で育った子どもは社交性が生まれるという話。
マンションですら、隣の人との関わり合いがない昨今。庭を介してご近所の方と関わり見守られながら育つ子どもはなんて恵まれてるんだろう!と。

もうひとつ楽しみだったのが(というかこっちがメイン?)
これからお隣さんになる、Tくんの奥様にお会いできるということ!!
熊夫くんのお友達家族ならいい人に違いないとは思うけれど、やっぱりちょっとドキドキ。
果たして仲良くやっていけそうな人なのか...

結果は心配ご無用。とっても可愛らしく笑顔が優しい雰囲気の奥様でした♪
とてもお子さんが2人もいるとは思えない可愛らしさでした。
飾らないナチュラルな雰囲気も、ご近所さんとしてはすごーく付き合いやすそうな気がして安心しました。我々夫婦もできるだけ印象良く!と思って必死にニコニコ挨拶をしましたよー(汗)
なんといってもこれからずっと何十年もご一緒する人ですからね。家を買うってやっぱすごいことですな。

家づくりの実感が徐々に湧いて来ましたよー!

おうちに帰って熊夫くんと
「家を狭くして、そのぶん庭を広くとったほうが、贅沢な空間になるんだね、勉強になったね。スケルトンハウスのサイズは27坪じゃなくて24坪のほうにしたほうがいいかもね」という会話をしました。
※<補足>スケルトンハウスは24坪or27坪を選択できます。

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第10回 ベビーができた!

2017/10/09 Mon

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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85日目 

家の契約をして数週間が経ったころ、なんとわたしたち夫婦にベビーができた。

年齢的に不妊治療も視野に入れていただけに、夫婦共々驚きと嬉しさでいっぱいです。
妊娠の報告は、「おめでとうございます、あなたはパパになりました」というカードをわたして目の前で開けてもらった。
カードを開いた熊夫くんは歓喜のあまり涙ぐんでしまった。

そもそもわたしたちの家づくりの最優先事項は「子どもを育てやすい環境」であった。
(これは単にわたしの戯れの想像でしかないが)先行して子どものための巣づくりをしていたからこそ、それを天から見ていた赤ちゃんがウチを選んでやってきてくれたのかも!と思ったりして。てへへ。
妄想していた葉山での子育てが、いよいよほんとうに現実的なものになってきたぞ!と。


妊娠が分かったこのタイミングで、「新しい家族が暮らすための家がある」ということは、わたしにとって大きな安心感にもつながった。
早く家を決めていて、よかったなーと、素直に思う。元気な子を産んで、葉山の地でのびのびと育てよう。


子どもが誕生予定が2月の末。おうちの着工も2月。

わたしが出産で動けなくなる前に、なんとか設計の打ち合わせを終えておきたい。

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第11回 つかれちゃうよ、ローン審査ってやつは。

2017/10/09 Mon

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☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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90日目 

ローン審査は不動産契約前に仮審査ってのがあって、その後、実際にお金を借り入れる時に本審査というのがある。

ローンを審査してもらうにあたって、こちらから金融機関に提出する書類の数は、相当数ある。源泉徴収書をはじめ、各種納税証明書、印鑑証明など。しかも全部が市役所で取得できるものばかりではなく、税務署に行ったりする必要もある。
ちなみに注意事項としては、"1月1日に在住していた"市町村が管轄となる書類もある。引っ越して1年に満たない人は、少し注意が必要だろう。加えて熊夫くんのような自営の場合は、過去数年の決算資料などが必要になってきたりする。(←実際に必要な書類は金融機関によって異なると思うが)

まあ、とかく忙しい資料収集を終え、熊夫くんが金融機関に申し込みに行ってくれた。

申込みは銀行が開いている平日のAMだから、その日はお仕事も都合をつけてくれてたみたい。人生の一大事ではあるにせよ、仕事を休まざるを得ないあたりは勤め人にとっては負担が大きいところだ。
しかも一部書類の不備もあって、また翌々日にも再度足を運んだ。
むむむ、一筋縄ではいかないっ。
ローン審査(の準備)は、家づくりの行程の中で最も面白くなく疲れる作業のひとつかもしれない。でもここを乗り越えなければ、家は買えないのだ...。

それほど収入の多くない我が家だが、こうしてようやく無事にローンの許可がおりました!よかった!

さあて、ローン地獄の始まり?
地獄ぶりを塗り替えて余りあるほどの幸せな新生活を夢見て、今日も働こう。

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第12回 家づくりは家族づくり。我が家の不安要素

2017/10/31 Tue

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☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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100日目 

結婚式関連準備と家づくりの打ち合わせが濁流のごとく押し寄せて来ている今日このごろ。
本日も、午前中は設計の打ち合わせ、午後は結婚式の打ち合わせと、打ち合わせ二本立ての強行スケジュールである。しっかりと踏ん張らねば!

ところで最近のわたしたち夫婦といえば、先日入籍を済ませて、ようやく本格的な同居が始まったところだ。(現在の住まいはわたしが結婚前から住んでいた2DK+ロフトの40㎡の賃貸アパート)

唐突だが、我々夫婦は"だらしなさが似ていること”が、実は結婚の決め手のひとつになっている。
例えば、歯磨きをした後、口をゆすぐのはコップを使わずに手でやっちゃうところ。
ご飯を食べ終わった後は、すぐに食器を片付けずに、とりあえずソファでまったりダベって満腹の怠惰感を味わうのが好きなところ。
こうしただらしなさの程度がお互い共通しているので、いっしょにいて比較的ストレスが少ない。

どちらかがより几帳面でも、よりだらしなくても、互いにストレスを感じてしまうものだろう。だらしなさレベルの一致は、性格や価値観の一致以上に、生活をともにするパートナーとして、とても重要な要素だと個人的には思う。

逆に、熊夫くんとわたしの不一致な部分というか(今後の不安要素)も
一緒に暮らすことで見えてきた。

「起床時間」と「夕飯」だ。これらの問題から来る不安は、共働き夫婦なら多かれ少なかれ感じている人もいるだろう。

熊夫くんは職業上、朝が早い。月〜土曜まで毎朝起床は5時半、そこから洗顔と着替えを済ませたら遅くとも6時半には家を出ている。
わたしは8時半起床で、軽く朝食を食べて9時半出社していた。
ふたりの朝のはじまりが3時間ズレている。理想としては仲良くいっしょに朝食を摂りたい。が、そのためには私が5時半起きに合わせるしかなく....起きたくない気持ちも正直ある。だいたい5時半起きの生活なんて、生まれて33年間一度もしたことがない。
 
<※10/31追記 実際試しに早起き合わせをやってみたところ、思いのほか辛くなかった。3ヶ月ほど経過した今では朝の会話やふたりキッチンで作りながら食べる朝食時間はとても楽しいひとときとなっている。なんでも諦める前にやってみたらいいのだ、と思った。>

もう一つの不一致は、夕飯。
とはいっても、夕飯の食の好みの話ではない。
うちの場合、夕飯がなんとも“不定期”なのだ。仕事や習い事の都合で毎日同じような時間に夕飯を準備して一緒に食べる、ということ自体が非常に難しいのだ。
今のところ、一般的な時間に一緒に夕飯を食べられるのは、週のうち2日程度。
熊夫くんは夕食をとらない日もあるし、お互い仕事で21時以降に帰る日などは、料理をつくることが億劫だったりもする...。
ところがわたしも熊夫くんも、家族といえば、コミュニケーションは温かい食事の時間、というステレオタイプ信仰が案外強い(笑)したがってこの夕飯ズレ問題も、ともすると、家庭不和を引き起こすのでは?という危機感を感じている。

今挙げたような不安は、今後わたしたちの家づくりに関わってくるにちがいない。
新しいおうちの寝室やキッチン(ダイニング)といった部分は、生活時間帯のズレをうまく折り合いをつけられるような工夫が必要になってくるかもしれない。
思いつくのでいうと、寝室に寝ている家族に、ドライヤーやシャワーの騒音が聞こえないようにするような間取りの工夫とか。朝食を一緒に食べてなくても一緒に食べてるような感じになれるような機能性とか。夕飯の時間の折り合いをつけるには、間取りをどうにかするというよりも黒板のようなものでお互いのスケジュールを表示するアイデアの方が良いのかもしれない。はたまた、お互い無理に食事の時間の調整はせずに、食事以外の歓談の時間をコミュニケーションの中心に置いた間取りにするということも検討の余地あり。

「家づくりは家族づくり」と以前うちの社長が言っていたのを思い出した。
(映画「海辺の家」について熱く語っていたときだったと思う...)

家族の問題のすべてを家づくりひとつで解決できるわけではないのは分かってる。
が、家づくりにきちんと向き合うと、否が応にも家族が今かかえている課題を洗い出さなきゃいけないことになる。
家族が本当に大切にしたいことは何だっけ?
ということが、クリアになってくるんじゃないかと思う。
家族の「結束力」みたいなものも、家づくりを通じて深まるのでは。

そんなことをフツフツと、考えています。
今夜、熊夫くんにも、意見を聞いてみよう。

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第13回 設計打ち合わせ(1回目)

2017/11/11 Sat

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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110日目 

我が家の設計を担当してくれるのは、エンジョイワークスいち透明感のある美女、モモちゃん!!モモちゃんはわたしと同い年、とってもクレバーで明るい人なので話しやすくて安心。今回も材木座のお気に入り「べつばらドーナツ」を持参して参戦。

さてさて、初回の設計打ち合わせは何をやるかというと。
まずは、事務的なこと。「設計契約書」に署名捺印をしまーす!
このときは、資格のある設計士(←モモちゃん)が、契約書を読み上げて説明してくれ、最後に施主である熊夫くんがサインをして終了。
所要時間的には、住宅購入の契約よりは、だんぜん短いです!

ちなみに、我々がこれから建てる「スケルトンハウス」の設計料は一律30万円+税。
これって、一般的な設計料からするとかなり格安です。(一般的には建設予算の10〜15%程度を設計料とする。2400万円のおうちならば、240万円...)

なぜスケルトンハウスの設計料がこれほど安いのか!というと、スケルトンハウスが「施主が自分で設計する家」だから。

「家づくりノート」を使って、施主が自分で家の間取りを考えます。設計士はあくまでそのサポーター、ということらしい。ひょえ〜、画期的。

今回は初回なので、家づくりノートをもらって、最初のコンセプトのところを一緒に考えた。コンセプトを無理なく導き出せるように、いくつかの質問がある。
例えば普段ふたりは何をして過ごしている?とか、
今の家の気に入っているところ、気に入っていないところは?、など×2。

モモちゃんや同僚たちの前で夫婦の日常生活をさらけ出すのは若干照れがある。
が、そんなことも言ってられないので、どんどん思いつく意見を言ってあっという間に欄は埋まっていった。
(後から聞いたら熊夫くんは、この打ち合わせとても楽しかったんだそう!うれしい。)

んで、なんとなくこんなことがまとまってきた▼

・おしゃべり好きなふたり、ソファでまったりと一緒に過ごしたい
・ソファから降りても床ずわりしていることも多いので、琉球畳がいいな。
・ダイニングテーブル不要論!(結局ソファで食べない?)
・土間があるといい
・家に帰ったら(汚れてても)すぐ風呂一直線
・庭にブランコ的な
・天高が高いところがほしい!(←熊夫くんの希望)
・キッチンが孤立しない配置。お皿洗いしてる時も会話の輪に入れるように。
・部屋の仕切りは極力へらそう。
・庭でハーブを育てて節約する。(←熊夫くんの希望)

モモちゃんいわく、我々は具体的なアイデアがかなりよく出たほうらしい!やったね☆

▼いちおう「コンセプト」という欄には
「家庭内孤立しようがない家」(笑)と書いた。
キッチンにいてもベッドにいてもリビングにいても、気がつくと半径1メートル以内に集合しちゃうモルモットのような習性の我々にぴったりなコンセプトである。

次回までの宿題も出ました!
今日出たアイデアを踏まえて、「間取り図」を書いてくること。

間取り図は手書きで書くんだけれど、失敗しても何枚も書き直せるようにと10枚ほど用紙をいただきました。

でもさっき出たアイデアの通りだと、うちの間取りは仕切りが少なそうです。だから間取り図書くのが簡単かも...!!

熊夫くんと相談しながら、ちょこちょこ書き進めていきたいと思います。

<熊夫、洗濯ものをたたむ>

 

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第14回 スケルトンハウス見学ツアーに参加

2017/12/05 Tue

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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115日目 

我々の設計中である、スケルトンハウスは葉山エリアで大人気。軽〜く10棟以上はありますよー!
今日は、そんな先輩方々の“今住んでいる”おうちに上がって見学させていただけるスケルトンハウスツアー(見学会)の日。

住まわれて何年か経つお宅なので、外壁(レッドシダー)の木の風合いがどのように経年変化するかだったり、荷物(家具や家電)が入ると実際にはどういった暮らしぶりになるか、がリアルに知ることができます。
お施主さんとお話して、断熱の実感とか、住まないと分からないことを直接聞くことができるのもGood!

室内を片付けたり、他人に部屋を見せたり、お施主さんの負担があるにもかかわらず、イベントにとても協力的な方々が多いそう。それもこれも、「自分たちが設計した家」という愛着と自信があり、エンジョイワークスの設計士と一緒に作り上げてきた、という戦友のような「絆」も強固だからこそできるんですね。
もちろん、建てたあとのアフターケア(コミュニケーション)がしっかりしている会社でなければ、このような施主様との良好な関係は築けません。これから家を建てようと思っている人にとって、この安心感はポイント高いです。家は建てるまでもだけど、建てた後も大事です。


見学会での主な収穫発表〜!

【ソファにもベッドにもなる、小上がりがある家】
いくつか見学した中でも、熊夫くんが特に興奮していたのがWさんのお家のオリジナルの小上がり!
なんとこの小上がり、6つのパーツからなっていて、ベッドにもソファにもなるし、シートを外せば大容量収納になる。リビングにこういう小上がり空間があると、ぐっと滞在時間が増えそうですねー。

【床材って影響力大☆】
床材って、こだわりどころだなー!と思いました。スケルトンハウスは、お宅によってそれぞれ床の木の種類が異なっていました。「チーク」だったり「栗」だったり、「足場板」だったり。
一棟の中でも予算に合わせて、場所ごとに木の種類を変えているお宅もありました。
床材の雰囲気でお部屋全体の柔らかさが決まるのだなー、と実感しました。
そして、スケルトンハウスには「無塗装」の床材が合う!!

【持っていた家具を塗り替えて、なじませる】
スケルトンハウスの雰囲気に合わせて、手持ちの普通の木の食器棚を少しグレーがかったマットな黒にペンキ塗装したよ、というエピソードを聞かせてくださった施主様。すごくおしゃれで、スケルトンハウスの素材感にとてもマッチしておりました。これまで使っていた家具もこうして塗装すればおしゃれに活かせるんだなー、と。また、そういうリメイクの素材感ある家具が似合うのも、スケルトンハウスのいいところだなと思いました。

ほかにもいろんな発見がちょこちょこありました。
こんなことも、やっていいんだ!という気づきや真似したいポイントもたくさん。
見学ツアーは機会があればすかさず行くべきですね。オススメします。
スケルトンハウスではなく、中古住宅を買ってリノベをしようと考えている人も
内装は自由設計なので、かなり参考にできそうです。

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第15回 間取りはパズル!プロはすごいね...

2017/11/25 Sat

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

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120日目 

ふたりのお盆休みを利用して、二回目の設計打ち合わせに挑んだ。
今回は、先日二人で悪戦苦闘した平面図と、気になる住宅雜誌の切り抜きを数枚持参して。

さっそく、間取りの話!
ドヤ顔で図面を開く私。口頭で図面を説明する熊夫くん。

熊夫:「こちらの駐車場側から入って、玄関は奥のここ。
出迎えるのは広い”土間ド〜ン”です。①
そして、中に入って、キッチン、つながるリビング。②
それから、脇にはKB邸とまったく同じ小上がりが欲しいっス。③
(KB邸の事例は、エンジョイワークス一級建築士事務所のサイトで見られます。 https://theskeletonhouse.com/works/13
すごく気に入ったので、あのソファのような小上がりを丸パクリしたいです。(笑)

ここから階段を上がって2階へ....階段には窓を設けて採光を。④
ぼくは光の入る階段が好きです。
上がると、洗面所と風呂。⑤
風呂は子どもが海遊びで汚れて帰ってきてもいいように、玄関入ってすぐに入れる1階を想定してましたが、思い直して、2階に変えました。玄関から階段登ってすぐなら、2階でもいいかなと。
風呂はベランダに出られるような開放感のある作りにしました!
くるりと回って、2階の中央にウォークインクローゼット。⑥
これはKさんち(同じくスケルトンハウスにお住まいの方)からインスパイアされました。
ベッドルームも部屋としての仕切りはありません。
⑦将来は、壁を建てて子供部屋に変えられるような余白を残しました。」



はたして、設計士桃ちゃんの反応やいかに....!

桃ちゃん:「すごい!かなりまとまってますね。間取りも個性があって面白いです。特に2階のこの渦巻のような間取りは特徴的ですねー。

では次に....ちょっともったいないのが、景観の一番良い場所を、トイレが埋めてしまっているところです。
あともうひとつ。全館空調の設備は、1階と2階の同じ場所にそれぞれスペースをとる必要がありますから、それをどこに配置するか....
課題はこのあたりですね!」

なるほど、ついつい借景のことをまったく忘れ去り、トイレを“余った場所”に配置してしまった!
確かに今トイレのある場所は、お庭が見え、日の光も入りやすい一等地...
借景が大事だと分かっていたつもりが、紙の図面に対峙するとついつい想像力が欠如してしまうもの。意識が、家の“中”へばかり向いてしまう。
でも実際に住むと、窓からの景観や採光は生活の質を大きく左右しますからね...。反省。

そして、スケルトンハウスの特徴でもある「全館空調」はエアコンいらずの素晴らしい仕組みなのだが、なんせ場所をとる(泣)
せっかくの広々とした四角いキャンバスを塗りつぶすゾーンが出てくるのだ。。。しかも、1階と2階同じ場所にね。に、憎いぞ、(間取りを考えている)今は全館空調が憎い....!!

うーん、どうしたら。
ま、またイチから平面図を考え直すか....(泣)
と思っていたら

桃ちゃん:「そうですね、では中身を180度反転させると、どうなるか、考えてみましょうか」と。

“反転”だって?!お、おー!すごい。その発想はなかった。
そういう機転の効かせ方って、やっぱり設計士さんならではの思考テクニックだよなー。とひたすら感心。

そこからは、桃ちゃんが反転させてくれた図面を使って、私達と同席の他のスタッフのみんなもそれぞれパーツの並べ替えにトライ。

そして、みなさんの協力でなんとか理想の間取りが仕上がった!
全館空調も、すっぽり、収まった!(なんと部屋の中心)

思わず
「こんな家あったら、住みたいー!」と口にしてしまい、
「いやいや、住みますよ、これから!」と総ツッコミをくらいました。

第二回の打ち合わせは、ほんとうにみっちり、いっぱい悩んで考えた!
時間も長く、2.5時間かかりました。
みなさん、お疲れ様でした。アーンド、プロの知識と経験からのサポートに感謝感謝ですよ。まったく!!

次回に向けて、宿題また出ました!
インテリアのイメージを色々持ってきて、と。
こりゃーまた、住宅雑誌切り抜きまくりの日々が始まりまっせ、熊夫くん。

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第16回 設計打ち合わせ(3回目)下手でも、雑でも。

2017/12/15 Fri

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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140日目 

下手でも、雑でも、絵に書いてみる。
実はこれが効率的だった、ということについて書き留めておこう。

第3回打ち合わせの3時間前、わたしたちはまだ「宿題」をやっていなかった。
忘れていたわけではないが、やりたくなくて(笑)。
とうとう打ち合わせの当日朝まで先延ばしにしていたのだ。
どんな宿題かというと「収納を考える」というお題。

「収納」とひとことに言っても、間取り図の中で「棚」や「キャビネット」の類は13箇所もあった。
それぞれどんなものが入るか想像する必要があり、なんというかまあ、すごく面倒くさい。(笑)

賃貸住宅ならば、与えられた収納スペースに収まるだけの荷物を入れ、はみ出た荷物はフリマに出すなど処分するより他にない。だからある意味で潔い。

それに賃貸や建売の場合はあらかじめプロが知識に基づいて収納量や機能性を考慮するから、まあ平均的で使いやすい効率重視の収納になっていることが多い。

ところが、施主による自由設計のスケルトンハウスの場合は、施主が自分自身で「ここにコレを並べるから、この容量の収納が必要!」というのを洗い出さなければならないのだ。

誰かもう勝手に決めてー。逃げたい。
“お客様の中に、どなたか収納アドバイザーの方はいらっしゃいませんか〜?”(叫)

と、どんなに嘆いてみても、我が家の収納を他の誰も決めてはくれないのだ。
だってそれが自由設計。だってそれがスケルトンハウス。
ここへ来て、少し自由設計に後ろ向きになったわたしたちがいた。(どんだけめんどくさがりだよ...)

期限ギリギリまで考えないようにしてきた、現実逃避ももはやここまで。もう打ち合わせまで3時間しか作業時間がないっ!我々はようやく重い腰を上げた。(おそすぎ!!)

3時間で13箇所の収納をどう決めるか。

そこで我々がとった行動は、収納したい品目を口頭で挙げていきながら落書きをどんどん書いていく!ということ。
下手でも雑でもとにかく紙に物体をプロットしていくのだ。

わたしの前には白いコピー用紙とペン。そして背後に熊夫くんを従えてスタート。

わたし:「はい!次!キッチンに置くものは?」
熊夫:「食器!ポット!炊飯器!ミキサー!」
わたし:「ゴミ箱!乾物!鍋類も!」

ふたりが挙げたものをどんどん棚らしき絵の中に置いていく。
すると、途中で棚が一杯になる。
そうしたら、上部に「吊り棚」を書き足してみたり、
入らないものは「◯◯が入らない問題」とメモだけしておく。

さて、この「入れるものを挙げながら書く」作戦は見事に成功した。
結局3時間で11箇所の収納アイデアを書き出すことができたのだ。
怒涛の時間。まるでスポーツのような達成感。

熊夫くんと私は、タイムアップの時間を迎えてハイタッチをした。

  

  

  

我が家の宿題への向き合い方は決して自慢できたものではない。
スケルトンハウスの家づくりを推奨するブログという立ち位置にいるものとしていかがなものかとも思う。
ただスケルトンハウス(自由設計)の家づくりは楽しいばかりじゃなく、ぶっちゃけ面倒くさいところもある。(というのを伝えたかったんですよ、はい...)

でもそういう時の乗り越え方、自分たちなりの向き合い方も試せたから、今回の宿題はいい体験だったかなって思う。

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第17回 理想の家の画像集め

2018/02/01 Thu

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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160日目 

おうちの設計で初期段階から取組みはじめたいのが理想のイメージ(主に画像)集めである。
今回のブログでは、実際に我々夫婦が使ったイメージあつめのツールなどを紹介したいと思います。

1.雜誌
住宅雜誌はくつろぎながらパラパラめくることができる手軽さと、WEB検索では見つけづらい思いがけないアイデアとの出会いがあるのが良いですね。
気に入ったものは、ページをカッターで切り取り、穴あけパンチで穴を空けて、家づくりノートにファイリング!

・LiVES(第一プログレス)
・湘南スタイル(エイ出版社)
・Come home! (主婦と生活社)

などなど...


2.Pinterest(ピンタレスト)
海外も含め、素敵なインテリア事例が高画質の画像で検索できるのが特徴の画像特化型SNS。
ハッシュタグ機能があるので、「キッチン」というキーワードを入れて画像を検索したりできる。気に入ったものを「Pinする」と、自分のスクラップブックに保存されていく。集めた画像は他の人に共有できるから便利です。最近はスケルトンハウスの打ち合わせでPinterest画像を使うことも増えているそう。
ちなみに、エンジョイワークス一級建築士事務所のPinterestアカウントもあるぞ!
https://jp.pinterest.com/enjoyworks/

3.Houzz (ハウズ)
https://www.houzz.jp
いわずと知れた、おしゃれ住宅の事例集WEBサイト。
こちらは熊夫くんのお気に入りである。洗面所だけ探す、みたいな使い方もできて◎。パーツごとにテイストを参考にするのもいいですよね♪
ちなみにエンジョイワークスの事例もHouzzで人気あるみたいです。

4.Roomie
https://www.roomie.jp/
こちらもインテリアの事例集WEBサイト。
Houzzが「家づくり」寄りなのに対して、Roomieは「お部屋の中のコーディネート」に特化している。例えば、雑貨や小物のアレンジを含めてた部分まで具体的に事例を知ることができるので、生活のイメージは湧きやすい。コラム記事も豊富なので読み物としても。

5.THE SKELETON HOUSEのホームページ
https://theskeletonhouse.com/
スケルトンハウスを建てる人は、まず見たほうがいい。(笑)
スケルトンハウスの好事例がいろいろとみられる。ここから良いものはパクろう!の精神で。写真もプロの写真家さんが撮影していて、すごくかっこいいです。

6.建具屋に行く
スケルトンハウスは中古の扉や棚板を施主が購入して工事に使ってもらうことができる。「施主支給」ができる。新築だけどリビングの入り口に古びた木の格子窓を取り付ける、なんてのも素敵じゃないですか。
我々の場合は、葉山にある「桜花苑」という古道具、古建具のお店へ。扉に棚、テーブル、ランプなどなど、中古の建具が山ほどあるぞ!
お店で実物大の扉や建具を見ると、目指したい質感や、ボリューム感が分かって検討がしやすい。気に入ったものは写真で記録しておこう。

桜花苑
http://okaen.life.coocan.jp/
三浦郡葉山町上山口1421


7.オープンハウスに行く
オープンハウスで数棟のスケルトンハウスやリノベーションの事例を内覧をさせてもらった。実際に生活されている家を見ると、どんな床や壁の質感が良いか、広さはどの程度が適当か、などが体感として理解できる。WEBや雜誌の画像で見るのとは体感は異なる事が多い。(住宅写真は全体が映るように広角レンズで撮影するから広くなって見える。)
特にお子さんがいる方のオープンハウスでは、子どもたちがどんな空間に身を置いて過ごしているか、遊んでいるか、ということも参考になる。オープンハウスでも、気に行ったパーツは写真で記録させていただくと良い。また、自分が実際に触れてみて心地よいと感じたカウンターの高さや広さは測定してメモ。なので巻き尺(メジャー)をお忘れなく!



☆まとめ☆
豊富な数の中からアイデアを検討したい時は、WEBの事例サイトが手軽で効率的だと思います。ただ、すべてWEBで決めてしまうのは結構危険かも...。スケールを体感で理解するためにも、一度はオープンハウスや店頭などに足を運ぶこともオススメしたいです。

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第18回 設計打ち合わせ(模型づくりワークショップ)

2018/02/08 Thu

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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200日目 

今日は久しぶりの打ち合わせ。

といっても、いつもとちょっと違う「模型づくりワークショップ」の日。
スケルトンハウスは、「家づくりノート」を使って施主自ら設計を行うが、模型作りも自分たちでやる。(とはいえ、道具や材料はしっかりと準備してもらえるので施主は身体とやる気だけあれば大丈夫。)


さあ、いよいよ模型づくり!
まずは、50分の1に出力した平面図を2mm〜5mmの厚みのスチレンボード(※通称スチボというらしい)に貼付け、外形をカッターで切り出していく。
立面図の「窓」は細かい作業になるが、こまめにカッターでくり抜いて開口にする。

次に、内部の間仕切り(壁)を切り出した薄く細かいパーツを垂直に立てて床面に糊付けしていく。

「....カニでも食べてるの?」って思うくらい、黙々と。無口になって各々が手を動かして夢中で作業。
あっという間に2時間がたって、ようやく全パーツが完成。お楽しみの組み立てを行った。

外壁を組み立てて、1階に2階を重ねれば、それはもう立派な建築模型。
そこでの生活や会話がとてもリアルに目に浮かぶのであった。
想像以上の達成感!模型作りは楽しいゾ。

↓デッキ側から見た風景はこちら。(デッキは設計士の桃ちゃんが作ってくれた。)

ところでこうして立体にしてみると、はじめて分かってくる課題もある。

我が家の場合は、1階と2階の“分断感”がとても気になってきてしまった。
1階にある家族の団欒の場と2階へつながる階段の位置が真反対に位置している。
2階へ行く=別次元に行くくらいのコミュニケーションの分断感があるのだ。
例えば、ご飯を食べ終わって家族のひとりが「2階へ行くねー」ってなったら、さよ〜なら〜、達者でな〜!!という感じ。声も通らないだろうし、動線的にも2階へは遠い。

子どものころは2階へ行くと寂しいだろうし、思春期の頃には、2階に引きこもり放題でコミュニケーションが取りづらい、なんてことも...。それに寝起きする時間に差がある我々夫婦も会話の数が減ってしまうように思えた。

というわけで、1階と2階の分断問題は、階段の位置の変更も視野に入れて「再考」ということになった。

他にも2階の廊下に窓がひとつも無いのは暗い、という別の課題も見つかって、ここも再考の余地あり。

平面では見えない動線がよく見えて、立体ワークショップはとても有意義な取り組みだと感じました!達成感もなんとも言えません。スケルトンハウスを建てる方はお楽しみに。

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第19回 設備を考えよう!理想の風呂づくり

2018/03/20 Tue

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☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く33歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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220日目 

風呂、キッチン、理想の設備を選ぶのって楽しそうじゃありませんか?

そう思ってました...


この日鎌倉はあいにく1日中、雨。
我々は外出を諦めて、インターネットとカタログで素敵な設備を見つける作業を行おうということになりました。

まずはじめに見始めたのは、サンワカンパニーさんの設備カタログ。
https://www.sanwacompany.co.jp/shop/

海外デザイナーのシンプルで美しいバスタブや洗面ボール、水栓など、素敵なものがたくさん掲載されていました。
見学に行った他のスケルトンハウスお施主さんのおうちでも、サンワカンパニーの素敵なバスタブはよく目にします。

ちなみに、スケルトンハウスの場合は、「ユニットバス」または「造作(ぞうさく)で風呂場をつくる」パターンが考えられます。(実際、お施主さんの事例で多数派は「造作」)
造作でつくる、の意味は風呂の床・天井・浴槽がパッケージになったユニットバスではなくて、床も壁も大工さんがタイルを張るなどして作り、バスタブはサンワカンパニーさんのような設備メーカーから購入して現場に設置する、ということ。

我が家も最初は造作を想定していました。
「風呂の主役はバスタブ。バスタブから選ぼう!」とカタログを調べ始めました。

が、しかし!

商品を検索しつつ話し合っているうちに、バスタブのデザイン(見た目)もさることながら、我々のこだわりは「機能」にあるということが発覚。

熊夫:「ミストサウナ」は絶対にほしい。寒いお風呂なんて嫌だ。鼻炎も癒やされて、外仕事で疲れた身体にしみるミストサウナ!あと、追い焚きも絶対に欲しい!暖かくて癒される風呂タイムが、外の現場仕事の多いぼくには欠かせないのだ。


わたし:「浴槽の自動洗浄」欲しい。これだけテクノロジーが発達した時代なのに、なぜ風呂洗いだけ江戸時代からまったく簡略化されていないのか。(否、簡略化すべし)食洗機だってあるんだから、風呂自動洗浄もあっていいでしょうよ。

というわけで、取り組み開始から約2時間後、我々は「ミストサウナ」「追い焚き」「風呂自動洗浄」の3つの機能を盛り込める商品をいくつかラインナップしました。
しかしそれらはいずれも「ユニットバス」タイプでした。
機能をたくさん搭載するとなると、気密性や配管の都合があるからなのか、ユニットバスしかないのです。

ユニットバスだとなにが、問題か?
我々が想定している個性的な「間取り」の件です。

<個性1>テラスに通じる外ドアがある
<個性2>部屋から見通せる大きなガラス張り壁面がある

ユニットバスの既製品壁パーツではこういう自由で個性的な間取りをどうにも実現できそうにないのです。

我々は間取りを守りながら、理想の風呂を手に入れることが、できるのだろうか。
どちらも、捨てがたい。
どちらも、諦めたくない...。

結局この日は、お風呂ひとつもきちんと結論が出ないまま、夫婦ともども疲弊して眠りにつきましたとさ。

ーーーーー
後日、設計士の桃ちゃんに上記の件を相談したところ、色々なメーカーを調べて丁寧に返信をくれました。

「ミストサウナ」と「自動洗浄機能」は気密性の高いユニットバスならではのメリットで、造作では難しいとのこと。
※追い焚き機能だけは造作でも可能でした!


とても欲しい機能であることは間違いなかったのですが、それよりももっと大事にしたかったのは当初描いていた、日が差し込み、テラスにも出られる、大きな開口部が部屋に面していて家のひとつのシンボルともいえる風呂の存在感。

目先の機能に惑わされず、間取りを守れる造作バスを選択しました。
けれどこの時我々は、この風呂が200万円を超すということを、知る由もなかったのですが...(笑)

↑室内側からみた風呂の想像図。
室内側は妻の家事スペース(机)がある。
室内側に面した開放的な窓からは、富士山をモチーフにした個性的なオリジナルのタイル絵が見え、インテリアとしての役割も。

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第20回 設計打ち合わせ(4回目)電気系統ほか

2018/09/29 Sat

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☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で33歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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235日目 

スケルトンハウスの設計打ち合わせは全5回ある。(模型ワークショップはカウント外とします)
初回の7月から数えて、早5ヶ月が経とうとしている。今回は第4回目の打ち合わせだ。
1.コンセプト→2.間取り→3.設備→4.コンセント&照明 と、打ち合わせ内容も徐々にリアルな生活を細部までイメージさせるものになってきている。

今回出ていた宿題は、「コンセント位置」「照明とスイッチの位置」を平面図の余白に書き入れる、というものだ。


<コンセント位置>
これまでずっと賃貸だったため、コンセント位置には度々悩まされていた。
スケルトンハウスでは、コンセント位置まで、施主が設計できるのだ。これはとても画期的なことではないか。

例えば、今の賃貸のキッチンのカウンターにはコンセントプラグがない。冷蔵庫の背面から市販の3m延長コードを引っ張ってきて、カウンターの足元でごちゃごちゃとタコ足配線をしてミキサーやら炊飯器やらに電源を供給している。
スケルトンハウスでは、キッチンカウンターに予め4つのコンセント穴を配置してもらうことにした。またベッドルームの枕元には加湿器とスマホ充電用のコンセント穴をつけよう。より快適な睡眠がとれるようになるだろう。

こんなふうに生活のディティールを思い起こして要望をきちんと整理していけば無数の延長コードは1本も必要なくなるかもしれない。どんな家でも延長コードがあると一気にダサくなってしまうもの。これで我が家もおしゃれ☆生活へ、一歩前進である。

<照明>
次に照明について。
照明については、種類がいろいろとある。
一般的なぶら下げタイプの引っ掛けシーリングライト、天井埋め込み式のダウンライト、壁付きのブラケット、この3つが主な種類だ。
また、取り付け位置と種類に加えて、操作スイッチの位置も自分で決めることができる。暗闇の中、手探りでスイッチを入れにいく夜間のストレスともおさらばである。暗闇の中で何度足の小指をぶつけて泣いたことか...。

このスイッチ・電気配置図の宿題を持参して、設計士の桃ちゃんに見てもらい、一箇所ずつ丁寧に、確認と整理をしていく。プロの手によってブラッシュアップされて、生活がどんどん便利になっていく感覚が楽しくもある。

第4回目の打ち合わせについては、予定どおりに行けばわりと手短に終わる内容だと思う。
しかし、この日の打ち合わせは、過去最長クラスの2.5時間におよんだ。

なぜかというと、我々の方からの“ぶり返し”があったからだ。
「やっぱり、こうして!」が、すでに決定したはずの間取りや設備について、何箇所も噴出してしまった(笑)

・やっぱり、洗面台とシンクと水栓はイケアがいいです。(←イケアショールームを見に行って感化された)
・やっぱり、キッチンパントリーは施主支給で黒板扉つきの棚を入れたいです。(←ショールームを見に行って一目惚れしてしまった)

CAD図面の書き直しも発生してしまうし、手戻りとなって非常に申し訳ないとは思いつつ、言ってみた。設計士の桃ちゃんは嫌な顔せず、真剣に話を聞いてくれた。
これからスケルトンを建てる人たちにアドバイスをするとすれば、言い出しにくくても、相談だけはしてみたほうが良いということだ。きっとモヤモヤを抱えたまま工事に突入してしまっては後戻りできないし、家が建ってからもきっとモヤモヤする。スケルトンハウスを住むひとにとって限りなくベストなものにしたい気持ちは、設計士も施主も同じ。我々のわがままを丁寧に、優しく、受け止めてくれたぞ!!ありがとう、エンジョイワークス設計部。

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第21回 IKEAにイケア!

2018/10/03 Wed

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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235日目 

わたしは声を大にして言いたい。
IKEAにイケア!
あの巨大インテリアモールIKEAである。
一度入ったら4時間はかかる(笑)あのIKEAである。

わたしはIKEAの回し者ではないがこれからスケルトンハウスを建てる人には強烈にオススメしたい。その理由は3つある。

オススメの理由その①
【インテリアのイメージがわきまくる。】
IKEAの中はいくつもの部屋が再現されたショールームになっているので、テイストを家族と共有するのにとても役立った。白系の家具で統一すると、こんな雰囲気になるのね...とか黒のアイアン家具を使ったこんな男前なテイストはどうかしら...とか。
例えば、熊夫とわたしで共通で好きだったテイストは黒板家具。様々なサイズのストレージの扉部分が黒板になっているシリーズだ。壁面に造り付けて展示してあるのを見て、あまりのかわいさにキッチン壁収納に即採用した。

ikea黒板扉のキャビネットを見る熊夫くん

オススメの理由その②
【設備関係が安い!】
シンク、水栓の類いはどのブランドよりも安くてデザインが良い(←わたし個人の見解です)。
特に陶器素材の大型シンクは一般的なメーカーの半額以下というイメージだ。石鹸置きやフックといったステンレス備品があらかじめセットになっているのもニクい。
それから、意外と良かったのが換気扇。対面キッチンの場合、換気扇はとても存在感が強いのでシンプルで“魅せる”デザインの多いIKEAはオススメである。なお、電源が入るコーナーもあり、換気扇の稼働音もCHECKできるぞ。

ikea洗面ボウルと証明を見るれいちゃん

オススメの理由その③
【スケルトンハウスとの相性がめちゃくちゃ良い】
スケルトンハウスのシンプルな木の箱っぽさと、IKEAの装飾少なめの普遍的なデザインは相性が良いと思います。ラグジュアリー過ぎない感じも一緒。それから、IKEAのものを使って施工してくれるのがスケルトンハウスの良いところ。普通の住宅メーカーだったら、支給された住宅設備カタログの中から選ぶだけだが、スケルトンハウスの場合は、品番を伝えるだけで設計図に落とし込み、購入(取り寄せ)〜施工もすべてやってもらえるんです。

と、いうわけで、我が家の設備は大半がIKEAになりました。

イケアあるある(?)

イケアあるある?

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第22回 設計打ち合わせ(5回目)で、結局いくら?お見積

2018/10/30 Tue

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

ーーーーーー
300日目 

前回の打ち合わせから、2ヶ月弱が経過。
これだけ打ち合わせの間が空くのは初めてだが、それは各所から上がってくる「お見積」が整うのを待っていたからだ。
これまで、価格を知らぬまま、理想だけを詰め込んできた“夢の箱”。いよいよ現実的な値札が貼られる時が来たのである。
見よ、現実を....!!


設計開始当初、標準的なスケルトンハウスの施工費として、2,500万円を見込んでいた。(ローン借り入れ額の目安として事前に参考にした額)

あれこれと工夫と理想とオリジナリティを詰め込んだ我々のスケルトンハウス。
予想では、500万円オーバーの3,000万円くらい。見積までは夢を詰め込んで、見積のあとで、溢れた部分をどこまでスペックダウンして削減していくかを考よう、という作戦である。

ーーーー
さあ、いよいよ金額発表.....!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ  ジャーン!!

工事費総額(税込) 約2,800万円

むむー!やはり当初の予算よりオーバー。
でも予想の3000万円よりは安く抑えられていたので、ちょっとうれしくなりました。

それでは具体的な内訳を見てみましょー!

(ウワモノ約2,800万円の内訳)
■スケルトン工事費(屋外デッキを含む箱の外側にかかる費用)
¥13,350,120
■インフィル工事(床・壁・設備・収納など内装すべてにかかる費用)
¥10,794,100
■その他
(地盤調査・給排水引込み基本¥200,000、浄化槽¥700,000 、水道メーター新設¥200,000、地盤対策工事¥415,000)



個人的にはスケルトンハウスは「コスパ」が極めて良いと思うのです。

★外観・・・外壁が全面“木”でナチュラル感がある。大手ハウスメーカー系は、コダサい石油素材のニセレンガみたいなのが多い。(←わたしの主観入ってます)
★内装・・・スケルトンハウスは間取りが自由設計なうえに、部材も施主支給OK。IKEAの設備などからも自由に指定できる。こんなワガママ放題、他では難しいでしょう。インフィル(内装)でとことん遊びたい人はスケルトンハウスがオススメです。
→スケルトンハウスのHP



さあ、これからお家を建てたいという読者の方が最も気になるであろう、
インフィル(内装)¥10,794,100の内訳で「お金かかったところランキング」を発表したい。
我が家はとても分かりやすく下記1位+2位で全体の34%を占めるという「2点豪華主義」である。

1位 お風呂 ¥2,038,820
 (お風呂のうちわけ)
・FRP防水浴室(壁・天井) ¥150,000
・モールテックス(床・浴室エプロン) ¥356,000
・壁タイル(浴室) ¥56,000
・壁モザイクタイル(浴室) ¥45,000
・タイル 施工費¥155,250
・特注すのこ¥168,000
・ニッチ¥32,000
・腰上ウレタン2液塗装¥50,000
・造作窓FIX ¥380,000
・浴室ドア¥167,400
・シャワー¥138,600
・照明¥14,870
・洗濯水栓¥4,000
・バスタブ¥251,870
・浴室乾燥機¥69,830


2位 キッチン ¥1,663,450
 (キッチンのうちわけ)
・造作キッチン¥760,000
・昇降機¥82,900
・収納¥72,000
・ガラス板 ¥160,000
・ガスコンロ¥137,750
・シンク¥42,900
・水栓¥9,990
・食洗器¥114,900
・レンジフード¥143,200
・ガスオーブン¥139,900

3位 壁塗装 ¥775,600

【減額??】
2点豪華主義な我が家の減額の方法は明確。
1位キッチンと2位の風呂場、それぞれオリジナル造作をやめて既製品ユニットに変えたら一気に150〜200万円の減額が可能。

さあどうするか。
結論から言うと、我々は今回減額(プラン変更)せずに、このままいくことにした。
キッチンは料理好きな熊夫くんと私のコミュニケーションの場である。
毎朝6時にキッチンでスムージーやサンドイッチを作りながら食べておしゃべりをするのが日課だ。夜は二人でキッチンに立つこともあり、料理は作業というよりそれ自体が夫婦二人して楽しめるエンタメになっているところがある。家の中で使用頻度がかなり高いエリアなのだ。

お風呂はその価格に、正直引いた。
撥水できるコンクリート調の塗装「モールテックス」やオリジナルの室内窓にかかる造作費のほうがバスタブなどの設備そのものよりも高額だった。ユニットバスにスペックダウンすることも頭をよぎった....。だが思い返してみたい。この風呂は何回も悩んで迷ってたどり着いた我々の思い描く楽園である。

スケルトンハウスの場合は、内装を未完の状態で購入し、後々お金が貯まったら壁や設備を追加工事することもできる。が、それが数年後であれば最初から理想の家を手に入れて、愛着を持って磨いていくほうが我々の性格には合っていそうだ。少し苦しくはあるが、いまここで夢を削るよりもお仕事を頑張ろう!というのが迷い迷って我々の出した結論だ。

熊夫、寝てないふりをするのでろれつがまわっていない件
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第23回 設計打ち合わせ(6回目)最後の打ち合わせ

2018/10/26 Fri

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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315日目 

前回の打ち合わせから、たったの2週間。
今日、最後の設計打ち合わせです。感慨深〜い!(※このブログは最終回じゃないけどねッ!)
最初に打ち合わせをしてから、約8ヶ月くらい経ちました。
途中に正月休みや許可申請の遅延で着工が延期になったことも重なり通常の家づくりよりも、ゆったりと進めることができました。

スケルトンハウスの特徴でもある、「施主が主体の家づくり」は素人の自分たちには自信や知識が伴わず戸惑うことも多かった。
自由設計が故に選択肢がありぎて考えるのが面倒くさくなってしまったこともあった。(笑)
だけどその分、熊夫くんと夫婦2人で話し合う機会が増えたし、分からないことを設計士さんに質問しながら、新しいお家で暮らす家族の姿を何度も想像することができたのが良かった。
(↑自分でも照れるほど超教科書的な良いことを書いていますが、本心ですよ...!)


最後の打ち合わせ(6回目)の内容は、こんな感じ。↓

 ●小上がりをソファ素材→琉球畳に変更したので、その再見積もり
 ●階段の手すり素材の確認
 ●窓のフレーム、すりガラスにする箇所、開閉用取っ手の品番の確認
 ●玄関ドア、建具、建具に取り付ける錠の品番の確認
 ●タイルの品番の選定と確認
 ●最後に着工・地鎮祭・納金スケジュールの確認

最後の打ち合わせは、ほとんど「確認作業」なので一時間くらいで短く終了しました。


ちなみに今回、妻の私は里帰り出産で県外にいるため、設計事務所とWEBを介したビデオ通話で参加しました。

今回はappear.inという無料のビデオチャットサービスを利用させていただきました。スカイプよりも手軽で良いですね。遠隔会議にはオススメです。画面越しだとカタログの色が分かりづらかったり、図面の詳細は画面で確認しきれなかったり、というところもあるけれど、意外と打ち合わせの参加感はありました。妊婦のワガママに臨機応変に対応してくださった設計士さんたちにも感謝です♪

さあ、あとは3月中旬の着工を待ちますよ。(→※追記 :いろいろあって、着工は8月まで延期となりました)
どうやら、土地の造成工事(盛土などをして土地の下地を整える)はすでに始まっているようです。わくわく。

↑まだ更地の土地を訪れて記念にパチリ。妊娠7ヶ月くらいかな。

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第24回 地鎮祭

2018/10/30 Tue

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。(3月に娘を出産)

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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350日目 

5月の大型連休最終日。
”これぞ葉山!”という清々しい青空の下にいました。
3月に生まれた娘0歳の名前にはまさにこんな空をイメージして「晴」の字を入れています。

まだなにも建っていないまっさらな状態だけれど、土地の造成工事や擁壁工事が完了していて、駐車場の位置がわかりました。また土地が奥に向かって階段状に高くなっていました。(目を細めて)み、見えるゾ....!!
この土地に建つ我が家を以前よりもずっとリアルにイメージできました。

今日は、いよいよ「地鎮祭」です。

地鎮祭とは、これから家を建てる土地の神様を鎮めるための儀式。
土地の神様、あなたの土地をちょいとお借りしますけれど、怒らないでねヨロシク、と。もしも工事中の事故とか、住んでからの地縛霊?とかあったら怖いし!縁起を担ぐためにも、日取りは「大安」です。

今回はお隣で暮らすことになるTちゃん一家と一緒に儀式を執り行いました。
ちなみに費用(初穂料)は、38,000円を2家族で折半です。ヴィレッジだからこその割安感ですね。お金(初穂料)は祭壇に飾られるので、のし袋に入れて名前を書くのが正解。我が家は白の洋風封筒にボールペンで名前を入れて持参してしまい、恥ずかしい思いをしました(笑)ラブレターかよッ!

少し早めについて開始を待っていると、神主さんが1人でバン車両を運転してきて、荷台からテントの躯体を取り出し、自ら紅白の囲いを建て祭壇を手際よく準備してくださいました。驚きでした。(えっ、神主さんが組み立てもひとりでやられるのね?!みたいな。)笑顔の明るい声のよく通る素敵な神主さんでした。儀式の中盤では、2家族の主人が鍬(くわ)を持って「エイ!エイ!エイ!」と掛け声をあげる”鍬入れの儀”もありました。

Tちゃんちのお子さんは2人いて、6歳のお姉ちゃんと4歳の弟くん。小さなお姉ちゃんは、さらに小さな妹分(うちの娘)を見て、なんだかうれしそう。「小学6年生のときに(うちの娘が)1年生だから、一緒に学校に行けるね。6年生と1年生は学校で一緒に遠足に行ったり、お掃除もするよ」と教えてくれました。

そうか、ヴィレッジ※で子どもたちが育つということは、こういうことか!いいね!と実感した瞬間でした。(※エンジョイワークスでは、「土地共同購入」のプロジェクトのことを「ヴィレッジ」と言います→詳しくはこちらから



地鎮祭の儀式は滞りなく一時間ほどで終了し、その後は2家族揃っての近隣挨拶まわり。土地が近接する11軒ほどのご家庭に粗品(インスタントコーヒーセット)を配りながらご挨拶しました。
私は残念ながら授乳のために赤ちゃんと一緒に車で待機することになってしまったけれど、挨拶まわりをした熊夫くんいわく、同じ世代の子どものいる家庭が周辺に複数あって安心したとのこと。

これまで賃貸マンション暮らししかしてこなかったから、(常にかりそめ暮らしって意識もあったので...)新しい土地でご挨拶なんて未経験。
でも家を建てるとなると、近隣との関係もずっと続くしご挨拶が大切ですよね。同世代の子持ち家庭が多いということもあり50年先も、この土地で心置きなく住めるように、豊かな人間関係を築いていきたい!と切に思いました。
子どもたちのお友達はもちろんですが、大人たちにも老後もつるめるような素敵なお友達ができるといいな、と思います。

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第25回 FROM中国!「アリエクスプレス」で照明を買うという賭け。

2018/10/30 Tue

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。(3月に娘を出産)

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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510日目 

ブログに書こうかどうか迷ったんですよ...。
おしゃれな読者の皆さんに、“アレ”のことをお話するのはちょっとはばかられて...

実は筆者のわたくしれいちゃん、「アリエクスプレス(AliExpress)」という中国の「楽天」のような激安通販のファンなんです。冒頭の“アレ”というのはそう、このアリエクスプレスのことです。
なにそれ?怪しい、と思うでしょ?
そうなんですよ、実際、日本の楽天と比較すると怪しい出店者や不良品(に近いクオリティの商品)も多くてね...。このブログ読んでも、サイトの活用は自己責任でお願いします(笑)

アリエクスプレス

サイトを開くと日本語の自動翻訳が独特でそこがまた怪しさを助長しているワケなんすけども。

驚くべきは、その送料。中国やロシアからの発送なのに、日本までの送料が無料とか、かかっても400円とかなんですよ。衝撃でしょう?
また商品価格について。洋服や照明なんかは度肝を抜く破格のものも多くあります。(最初に試しに買ってみたベビー用のワンピースは送料無料で297円でした。縫製や生地は値段のわりには良く、約3週間で家の郵便受けに届きました。)

そんなわけで、日夜アリエクスプレスアプリを流し見するのが、育児で忙しいわたしのお手軽な癒やしだったりするわけで。
ある日ふと照明をアリエクスプレスで探してみたところ、日本の国内の半額!?くらいで結構カワイイ北欧風デザインのものやら、アンティーク調のエジソンランプやらあるのを見てしまい...。

ええい、これは賭けだ!!
不良品が届いたらしょうがない。
写真通りのクオリティだったらラッキー、
と思って購入してみることにしました。


で、約2周間後、届いた商品がこちらです。

うん、いいですね!多少塗装の重なりによるダマや金属エッジの始末の雑さはあるものの、おおかた満足のクオリティ。
2つで¥ 10,923 (送料¥ 493)


こちらを新しい家の壁面ライト(ブラケットライト)として、アクセント的に使ってもらおうと思います。※取付後の施工写真は、竣工後にここに追加掲載の予定です。お楽しみに。


スケルトンハウスみたいなおしゃれな家でアリエクスプレスをコラボさせたのは、うちが初めてなんじゃないかな(笑)

しつこいようですが、海外サイトのご利用はあくまで自己責任でお願いしますね。
海外電化製品の場合は、電圧やソケットの仕様にもご注意ください!

※追記 こんな感じに仕上がりました!シリカライムの差し色のブルー塗装と相性もバッチリです。

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第26回 お米をまくよ!棟上げ式

2018/11/05 Mon

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☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。(3月に娘を出産)

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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480日目 

ほんのり秋めいた9月。ようやく棟上げが行われました。
棟上げとは、柱を立ち上げて家の骨格をつくることです。
スケルトンハウスは工場で予め寸法に切り出した材料を組み立てる(柱のジョイント部分の金属を打ち下ろしてはめ込む)方式なので、棟上げは1日で完了。昨日までなにもなかったところに、いきなり2階建てが建ち上がる....!一夜城です。(笑)

そして、棟上げが完了したタイミングで「棟上げ式」があります。
当日ドキドキしながら現地に行ってみると...家、建ってました!!
外壁の木張りこそないものの、壁の構造体はすっかり出来上がって窓ガラスもはまっています。
....うん、窓の配置、悪くないぞ!

当然中身は、まだ何もない。

自宅から持参した「酒」「米」「塩」を家の中の4隅に少量ずつまいて、神様に今後の仕上げ工事の安全をお祈りします。土地柄にもよるでしょうが、我が家の棟上げ式は家族と担当設計士(桃ちゃん)だけでひっそりと行いました。地鎮祭のように「初穂料」もいりません。
お米は0歳の娘ちゃんにまいてもらいました。

最後は建設中の家の中で図面を広げ、木工部分に使うオイルステインの色味や壁面の塗装色など仕上げ部分について細かな打ち合わせを行いました。

いよいよ完成が近づいてきて、ワクワクです!!

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第27回 引き渡し

2018/12/01 Sat

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☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。(3月に娘を出産)

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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540日目 
いよいよ引き渡しの日。
現地へ行くのは棟上げ以降2回目。
1回目は塗装の様子を見に行っただけだから、完成形を見るのははじめて。
ご対面の前日はワクワク感と不安感に苛まれた。
家を建てると決めてから、すでに1年と7ヶ月が経っていた。

到着するとまず目に飛び込んできたのは、スケルトンハウスの外観。
真新しいスケルトンハウス特有の木の外壁がまばゆいオレンジ色を放って目に飛び込んできた。
(天然の杉板を使っているので今はオレンジがかっているが経年変化でシルバーグレーに変わっていく、それもまた一興。)

重厚な引き戸をぎゅいーーーーんと開けて中に入ると、床のタイルも壁も白色を貴重とした明るい玄関。
キッチンとをつなぐ開口が、効いている!くうーッ!我ながら天才。(笑)

玄関の横の階段は大工さんが試行錯誤したという、制作の難易度が極めて高い廻り階段。
設計士さんや建築関係の人が我が家を見たら最も萌えるのはこの階段でしょう。
ささらなしでスッキリとしていて、ヌケ感がある。

そしてなんと言っても、我が家のメインディッシュはコレ。
一度みたら忘れられないトラウマ級のタイル風呂!!

イメージしていたとおりの明るく楽しそうなお風呂がそこにありました。
あー、良かった、良かった!

長くて時々投げやりにもなった(笑)家づくり、がんばった先には
達成感があります。
まるでアーティストがひとつの作品を作り上げるように。マラソンランナーが42キロを完走するように。

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第28回 隣の芝生は青すぎた(笑)

2018/12/01 Sat

■ブログの登場人物
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☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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540日目 

引き渡しのこの日、隣のTちゃん一家が近所の子どもたちと一緒に新築の蜜蝋ワックスがけをしていたので、「あ、どーも、どーも。」とお互いのおうちを見せあいっこしました。

Tちゃん家、めちゃくちゃ良い!!
てか、悔しい〜ッ!
同じ坪数なのに、どーして?
なんて開放的な玄関&リビング&キッチンなの!!

私が今まで見たスケルトンハウスの中で一番ええやん...。

やあ、如実に施主のセンスが出るよ、スケルトンハウスってやつは。
隣の芝は青すぎた(笑)はあー。

とまあ、精神がめまぐるしい1日でしたが、
我が家の鍵を受領して、家づくりの日々に一旦の区切りが付きました。

二週間後に控えた引越し日まで、外構工事と内装の微修正作業が続きます!

※外溝/植栽などすべて完成後の竣工写真は引っ越し後このブログでも紹介してまいります。

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第29回 引っ越し業者の相見積り

2018/12/01 Sat

■ブログの登場人物
☆れーちゃん・・・このブログの筆者。マーケティング部で働く34歳女性。落ち着いたタイプで時々オヤジ化。趣味は散歩とらくがき。(3月に娘を出産)

☆熊夫くん・・・れーちゃんの夫で34歳。建設業を営む家系。温厚な性格の熊さんタイプ。趣味は食と柔術。

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520日目 

さあ、工事も終盤。
いよいよ引っ越しの日程を決めました。

引っ越し業者の手配をしなくてはいけません。
昨今、運送業界の人材不足が深刻で引っ越しサービスも軒並み値上がりしているそう。

私が単身で都内から鎌倉へ引っ越してきた時には、2トンロングのトラック一台+作業員の方2名で費用は3.8万円程でした。

今回は、車で40分ほどの距離での引っ越しとなりますが、はたして気になる費用はいかに。
現在の相場感を知るためにも(このブログのネタにするためにも)、ネットで選んだ4社に相見積もりをお願いしてみることにしました。
でも家族での引っ越しとなると、単身パックの時のようにネット問い合わせのみでパパーンッと見積りしてくださる業者はほとんどなく、4社とも“自宅を見てから”、ということに。
1社あたりの見積り訪問の所要時間は20分ほどですが、何度も在宅するのも面倒なので、見積もり日を決めて1日ですべての業者の訪問を済ませることに。

●●●●●●●●●●●●
【1社目 A社】 ・・・9.7万円
目がギョロッとした格幅の良いスキンヘッドおじさんが登場。
「奥さん、ナニで業者を決めるんですか?
 やっぱり見積もり価格ですよね?
 他社の方が安かったら教えてください。
 というか、他社とはどこですか?」
任侠映画に出てきそうな人相でのまくし立てに圧倒される。
しかし、さすがは大手。すべてのスタッフが研修センターでの研修済、身元保証人付きの従業員のみで日雇いは一切なし!とのことで、クオリティーには安心感。
プラス3万円で梱包サービス(女性スタッフ2名✕半日)をつけられるのもグッド!家にいる時間も赤ちゃんがいて箱詰め作業が難しいのでありがたい。

●●●●●●●●●●●●
<2社目 B社> ・・・?円
約束時間を過ぎて電話が入り、

営業マン
「ハア...ハア...
 あの、今、僕今、埼玉県で前のお客様が終わりまして。
 あの、明日でもいいですか?」


「....。
 .....いいえ、もう結構です。」

鎌倉で10時が約束なのに、その前に埼玉県の見積りって
どういうスケジューリングッ!?
人手不足が深刻って、深刻過ぎ。
ツッコミどころ多すぎ(笑)。

たとえ価格が安かったとしても、こんないい加減な業者は怖くて頼めませんよね。
ということで、このB社は却下しました。

●●●●●●●●●●●●
<3社目 C社> ・・・9.1万円
30分の連絡なし遅刻で女性営業さんが到着。
(こう度重なると引っ越し業界は遅刻があたりまえなのかな?という気すらしてくる)
手早く済ませられると言うのでやってもらうことに。(滞在時間は10分弱。)
大手らしく上下スーツ姿でタブレット端末を使いササっと家の中の品物を入力。
訪問の後から頂いた見積もり価格は同じく大手のA社より安い。
ただネックなのは数万円でつけられる梱包サービスは引っ越しとは別の作業日が必要とのこと。

●●●●●●●●●●●●
<4社目 D社>・・・8.64万円
神奈川県に本社のあるローカルな引っ越しサービス。
俳優・田中圭風の営業マンが時間よりも前に“近くに来ました”と電話があり、時間ちょうどに訪問。うん、良いぞ。
そして養生などのサービスについて質問をすると
「先程玄関先ですれ違ったC社さんがアレコレ言ってたと思いますが、うちもどこも養生資材は同じモノです。」
と他社のことを言う性格の悪さ(笑)。
こちらの業者は地域密着なだけあって、逗子・葉山の狭い道路事情を熟知しておりトラックは2トン+1トンの2台で、作業スタッフ3名で行うとのこと。
価格は大手より少しお安め。
ただしプラス2.8万円ほどでつけられる梱包サービスは、前日の日中作業とのこと。

●●●●●●●●●●●●
この日のうちに、各社見積もりが出揃ったので熊夫くんと相談して、
A社に決めました!

決め手は従業員の方の教育や身元保証に力を入れている信頼感と、その日に梱包〜引っ越しまでまとめてやってくれるスピーディーさです!
二番手は価格も安く地元を熟知したD社かな、と思いますが梱包作業も一緒にお願いできるほうが良いのでA社に決めました。

余談ですが
今回の4社を選ぶ前に、引っ越し比較サイトで一括見積もりを依頼したのですが、期待ハズレ。
どの会社からも見積りは返ってきません。その代わり「まずは訪問見積もりの希望日をお聞かせください!」とのメールとテレアポ専門の人からの電話の猛攻がきます。数分置きの着信に、危うく電話恐怖症になりかけました(笑)。

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第30回 We are ヴィレッジきょうだい

2019/08/29 Thu

ブログがはじまったころには”妄想”だった我が子も生まれ1歳半になりました。
スケルトンハウスに引っ越して早9ヶ月、ずいぶんと熟成させてしまいましたが、今回は「ヴィレッジでの子育て」について書きたいと思います。
 
 
 

 
 
 我が家は、各戸の間に塀を設けず庭や植栽をシェアして暮らす「ヴィレッジ」という住まい方をしています。
このヴィレッジには、うちの娘(1歳)と、お隣さんの娘さん(8歳)&息子くん(5歳)の3人のお子様たちがいます。
 
 
 

 
 
 娘を庭で遊ばせていると、隣のお姉ちゃんが、「やっほー!」と登場。
娘はお隣のお姉ちゃん、お兄ちゃんのことが大好き。両手をちぎれんばかりに振り回し、大興奮です。

スコップで土を掘ったり、ダンゴムシを捕まえたりして遊びはじめます。
するとシャイな弟くんも混じり、いつしか庭や駐車場を駆け回る。
 
 
 
また、先日の暑い日にはお隣さんがデッキに巨大なプールを出し、うちの子も便乗して楽しませていただいたり。
覚えたてのひらがなを使った、かわいいお手紙をもらったり。
「聞いて。今日はね、スライムを作ってきたんだ!」と報告を受けたり。
「バッタが捕れた」と自慢げに虫かごを見せてくれたり。
 
 
 

 
 
 ヴィレッジでの子どもたちとの関わり合い、とても自然で楽しいものです。
まだ言葉が話せない娘の育児は、楽しい半面、大変だと感じることも多い。
1日の中のほんの数十分、たわいもないやりとりがあるだけで、どれほど癒やされることか。
わたしは何度も、お隣さんに救われている。
(ということを、お隣さんは気づいていないと思うけれど。)
 
 
 

 
 
 今、若い方たちを中心に「拡張家族」という新しいライフスタイルが登場しているようですね。
極端な例としては、他人同士が寝食や子育てをともにするシェアハウスもあるそうな。
個人的にはそこまで他人と一体化するだけの勇気はありませんが、行き過ぎた核家族化に対する閉塞感には、大いに共感できます。

そういった意味でヴィレッジは丁度いい塩梅(あんばい)の隣人との距離感なのです。
約束をしなくても、お互い庭に出れば自然に遊び始められる気軽さ。
なんでもない隙間時間が、楽しい遊び時間に変わる。
親にとっても、子どもどうしを遊ばせる約束を(LINEなど)せずにすむので負担感がありません。
子どもの体調や機嫌が優れないときは、さらりと遊びを切り上げて、クールダウンすることもできます。
そして、庭や駐車場という共有スペースがあるため、どちらかの屋内で遊ぶことはあまりありません。(←お片付けを気にしなくてもいいので気楽ですね。)

 
 
 
ひと昔前の日本では当たり前だった長屋のような関係性が、無理のないカタチで現代に蘇った。ヴィレッジとは、そんな暮らし方だと思います。
 
 
 

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葉山・鎌倉・湘南の個性的な不動産 ENJOY STYLE

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